戦争と平和 6 (岩波文庫 赤 618-6)

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  • Amazon.co.jp ・本 (536ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003261866

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  • 新訳。捕虜となったピエールはドーロホフらのパルチザン部隊に救出されてモスクワに帰還し、都合よく妻も死んだのでナターシャと結ばれる。ニコライはマリアと結婚して家政を立て直す。数年後の両家が点描され、アンドレイの遺児ニコーレンカの将来にあやうさを予感させつつ、幕――となるべき筋を、トルストイが歴史の法則なるものについて、歴史家達を盛大に攻撃しつつ、いよいよ健筆をふるってズタズタにする。巻頭には地図、巻中には引き続きコラム、巻末にはトルストイの後書き、訳者によるQ&A、アルバム、年表と付録は相変わらず大盤振る舞い。

著者プロフィール

一八二八年生まれ。一九一〇年没。一九世紀ロシア文学を代表する作家。「戦争と平和」「アンナ=カレーニナ」等の長編小説を発表。道徳的人道主義を説き、日本文学にも武者小路実らを通して多大な影響を与える。

「2004年 『新版 人生論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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