カシタンカ・ねむい 他七篇 (岩波文庫)

著者 : チェーホフ
制作 : 神西 清 
  • 岩波書店 (2008年5月16日発売)
3.51
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  • 本棚登録 :133
  • レビュー :18
  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003262351

作品紹介

日本におけるチェーホフを考えるとき、神西清(1903‐1957)を抜きにしては語れない。短篇の名手の逸品を翻訳の名手がてがけた9篇、これに訳者のチェーホフ論2篇を加えた"神西清のチェーホフ"とも言うべきアンソロジー。表題作の他に、「嫁入り支度」「かき」「少年たち」「アリアドナ」等を収録。

カシタンカ・ねむい 他七篇 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 仕事の関係でアリアドナを読んだ。辛い。ロシア文学だめだ。

  • チェーホフ得意の辛口恋愛ものもあるが、子供や子犬が主人公の作品もあるバラエティ・セレクション。中でも短めの一遍「ねむい」は最高傑作と思う。虐待される小間使いが無意識に主人達に復讐するが、憎めない話。

  • 神西清の解説がよい。

  • 嫁入り支度:「剥げちょろけ」、「へどもど」は当時の訳者の流行訳か?役者が違えば芝居が違うように、訳者も訳にオリジナリティが欲しいところ。
    富籤:番号は近いけれども、当選してない宝くじだけで、よく、こんなイガミあえるものだ。(笑)。
    大ヴォロージャと小ヴォロージャ: 実際、彼の方が、年軽い青年より何倍も快活で、私より、ずっと精力旺盛であり、生き生きと元気がある以上、この人を愛しても何も問題はないではないか!!

  • ロシア文学らしい皮肉と救いの無さ。

  • 短編の名手、チェーホフの短篇集+訳者によるチェーホフ論2編。
    正直言って、退屈だった。雰囲気とかを楽しむタイプなのだろうが、何の感慨も抱かなかった。

    一編一編感想を書きたいところだが、読んだそばから忘れてしまったものが殆どなので、多少印象に残った2編だけ。

    「カシタンカ」
    動物が直感的に死の意味を理解したシーンは良かった。

    「アリアドナ」
    頭でっかちで理想主義的な主人公のエピソード。
    われわれロシア人が寄ると、ただ女の事とそれから高尚な議論しかしないのは、どういう訳でしょう。
    という冒頭のエピソードを地で行く、個人的な印象では実にロシア文学らしい話。
    もしかしたら、典型的なロシア文学のパロディなのかもしれないと思いながら読んだが、どうなんでしょう。


    本編に興味が持てなかったので、解説も斜め読みしてしまいました。
    すまぬ。

  • 2011/3/26購入

  • 掌編がいい。特に「嫁入り支度」「かき」「富籤」「ねむい」辺り。「嫁入り支度」「かき」シチュエーションのこういう限定的な切り取り方が好き。「富籤」心理の変遷がユーモラスに描写されている。「ねむい」作品が醸し出す雰囲気の中で物語が巧みに流れていく。神西清の訳文は、やはり日本語としてなかなかこなれていると思う。付録のチェーホフ論は面白くない。

  • 神西清の解説以外終了。

  • 2010年3月11日購入

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