魅せられた旅人 (岩波文庫)

  • 岩波書店 (1960年12月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (314ページ) / ISBN・EAN: 9784003263914

感想・レビュー・書評

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  • 露文に稀にある、おじさんがブッ通しで喋る小説。19世紀ロシアのグローバルみが感じられて楽しかった。
    イヴァン・セヴェリヤーヌイチは好漢じゃないので悪人を懲らしめたりはしないが、信仰と出会って坊主になるのは風来坊として正しいと思った

  • 心理描写や情景描写がなく、説話的な物語が続く形式。ロシアのお家芸ともいえる与太話が多い。前々世紀の小説なので古めかしいところは否定できないが、愛らしく、飽きない。

  • 本筋とは離れるけど、タイトルの"Очарованный"(魅せられた)の意味がいろいろにとれる気がして面白い。

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著者プロフィール

1831-1895。ロシアの作家。ロシア各地の遍歴し、その後、民衆の言葉をいかした説話体と絶妙なストーリーテーリングによる小説を書く。本作の他、「封印された天使」「僧院の人々」などの作品がある。

「2019年 『魅せられた旅人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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