デカメロン (1) (岩波文庫)

  • 岩波書店 (2002年2月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784003270219

作品紹介・あらすじ

原タイトル: Il Decameron

感想・レビュー・書評

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  • 古典の名作だから難しいのかと思ったらそんなことはない。
    当時、街にはペストの流行による鬱々とした雰囲気が蔓延していましたが、10人の若者がそこから離れ、郊外の別荘で10日間毎日、輪になって面白い話を繰り広げます。
    聖職者の不誠実を小馬鹿にしたり、地位の高い人の鼻を明かすようなお話など。
    ユーモアが効いてる。

    岩波文庫版は全6巻。

  • ボッカチオ(1313-1375)の説話集。仲間内でペストから逃れるように郊外へ脚を運び、そこで各人が10日にわたって物語りをする話し。

    ペストで生活は荒み、信仰心すら毀損されて行ったようだ。そのせいか、僧侶たちの自堕落な生活がしばしばクローズアップされている。

    ダンテはイタリア語の父と言われるが、ボッカチオはイタリア散文の父と言われるらしい。

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