無関心な人びと〈下〉 (岩波文庫)

  • 岩波書店
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003271322

作品紹介・あらすじ

リーザやマリーアグラツィアが発散する中年女性の倦怠の気配。彼女らとレーオとの爛れた関係。レーオは母親から娘カルラに関心を移し、しかもアルデンゴ家の財産一切をわがものにしようと企んでいる。そのすべてが分りながら、何もできない青年ミケーレの絶望。

感想・レビュー・書評

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  • ミケーレのへなちょこぶりに拍子抜けの下巻。実際彼の妄想の中で「弱い子なんです」と母親がかばっているとおりで、ミケーレは自分が無関心というより気力を維持できない子どもなんだとわかっていたんだろうな。不憫。

    あの結末はなかなか絶望的。あのきょうだいは自分を強くしないまま、人のお金で鬱々と暮らす時間を引き伸ばして、でもそのあとでどうするんだろう? やることがないと人は幸せを感じる機会を持てない。なんでもいいから働いてみれば、少なくとも週末の夜はうれしいのにね。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    リーザやマリーアグラツィアが発散する中年女性の倦怠の気配。
    彼女らとレーオとの爛れた関係。
    レーオは母親から娘カルラに関心を移し、しかもアルデンゴ家の財産一切をわがものにしようと企んでいる。そのすべてが分りながら、何もできない青年ミケーレの絶望。

  • レヴューは上巻へ。

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