ドン・キホーテ〈後篇2〉 (岩波文庫)

制作 : Miguel De Cervantes  牛島 信明 
  • 岩波書店
3.92
  • (22)
  • (15)
  • (25)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 217
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (437ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003272152

作品紹介・あらすじ

鷹狩りの一団の中でひときわあでやかな貴婦人が、挨拶に向ったサンチョ・パンサに言う。「あなたの御主人というのは、いま出版されている物語の主人公で、ドゥルシネーア・デル・トポーソとかいう方を思い姫にしていらっしゃる騎士ではありませんこと」。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 後篇の感想は1巻に。
    http://booklog.jp/users/pilvoj/archives/1/4003272145

    公爵一味の悪行と、単純で機知に富んだサンチョの物語。
    誰のもとにあるものを狂気と呼んでいる?

  • だんだん悲哀の味がでてきた。

  • アイロニーは現実から虚構に向かい、反転してまた現実へ襲いかかる。セルバンテスは架空の著者の名を借りて現実の読者に対する不満をぶちまけるし、物語の中ではドン・キホーテの読者である公爵夫妻を当人と対面させる。また前作出版後に現実で贋作が発表されれば、物語ではその作者のモデルを登場させて痛い目に合わせる事に。しかし公爵夫妻がドン・キホーテに仕掛ける虚構と現実の領域を反転させたドッキリの数々は醜悪さが漂うが、これは現実の読者のメタファーではないか。かくして冗談は現実となり、愚弄していたものが愚弄される番なのだ。

  • 物語のエスカレート具合はますますドン・キホーテとサンチョ・パンサの聖性を浮き立たせ、周囲の醜さ愚かさをあぶり出していく。特にこの後篇2はサンチョが物語の中心となって、光り輝く賢人ぶりを発揮するし、本物の冒険や城暮らしやサンチョの島?の統治があって盛り上がる。

  • いよいよサンチョが島の領主に!?
    サンチョの赴任にあたり、ドン・キホーテが語った「領主たるもの、こうでなくてはいかんぞよ」という忠告の数々と、それに関する二人のやり取りが面白い。
    まともな話をするときのドン・キホーテの言葉の数々は、なるほどそうかと納得させられるものも多く、じっくり読む価値があると思います。

  •  ドンキホーテとサンチョパンサが公爵の計画によって、騎士物語を実演させられることである。特にサンチョパンサが領主となるということである。そのいたずらの数々がとても面白い。

  • 普段関わりのないビジネスマネジメントに関する話題が聞けて刺激的でした。
    普段関わりのないビジネスマネジメントに関する話題が聞けて刺激的でした。

  • 魔法使いや賢者、幽霊、悪魔・・・そういう世界だっけ。

  • 公爵夫妻が名高いドン・キホーテたちをからかうために金と腕によりをかけて冒険を演出する。
    ドン・キホーテ主従は役を演じることになりますますメタフィクション性が高くなっている。

  • 後篇1巻参照

全14件中 1 - 10件を表示

プロフィール

Miguel de Cervantes Saavedra(1547 – 1616).

ドン・キホーテ〈後篇2〉 (岩波文庫)のその他の作品

セルバンテスの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヘミングウェイ
ウィリアム シェ...
村上 春樹
フランツ・カフカ
ドストエフスキー
ドストエフスキー
ハーマン・メルヴ...
J.L. ボルヘ...
ドストエフスキー
ドストエフスキー
三島 由紀夫
ハーマン・メルヴ...
村上 春樹
有効な右矢印 無効な右矢印

ドン・キホーテ〈後篇2〉 (岩波文庫)を本棚に登録しているひと

新しい本棚登録 1
ツイートする