セビーリャの色事師と石の招客 他一篇 (岩波文庫)

制作 : 佐竹 謙一 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 17
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003273715

作品紹介・あらすじ

17世紀のスペインに生まれ、漁色放蕩の典型的人物として世界文学に籍を得た「ドン・フアン」は、モリエール、モーツァルト、バイロンなど、多くの芸術家によって変奏されてきた。表題作はその原典で、スペイン黄金世紀の劇作家による、ドン・フアンをモチーフにした世界最初の作品。「緑色のズボンをはいたドン・ヒル」を併収。

感想・レビュー・書評

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  • セビーリャの色事師と石の招客 だけを読んだが、一気に読めてしまった。いろんな女性をたぶらかす主人公が最後に痛めつけられる、という筋だが、このドン・ファンの男性像がいろんな形で後世、いろんな文学や音楽になっていったというのは面白い。光源氏のように女性への純粋な思いが募って、女性からも慕われ、かつその色好みが罰せられることなどない、という源氏物語とは違って、女をうまくだましおおせても、最後は、罰を受ける、という展開が面白かった。

  • モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」の元ネタ「ドン・ジュアン」のさらに元ネタ。だけど「ドン・ジュアン」よりも面白かったりする。実際はダ・ポンテも両方を参考にしながら書いたんだろうね。

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