アンデルセン童話集 2(完訳) (岩波文庫 赤 740-2)

著者 : H.C.アンデルセン 大畑末吉

• 岩波書店 (1984年5月16日発売)

感想・レビュー・書評

[けろ姫さんの感想 · 2013年8月11日]

人は死ぬ時に天使が迎えに来てくれて、自分も天国に行ったら天使になる。
美しい短編「天使」は、病気で死んで行く貧しく哀れな子供たちに希望を与えたに違いない。
私自身、小２でこれを読んで死生観がほぼ定まった。

あまりにも切なく美しい「人魚姫」では、男性不信になった。というのは嘘だが、中学の童話クラブで朗読したところ、感情移入しすぎて？クラスメートを泣かせてしまったことがあった。

いまどきの少女たちにもこういう繊細で美しい童話をもっと読んでほしいものだ。なんか雑で大雑把な感じの子が多いもんね、最近。

[猫丸(nyancomaru)さん · 2013/08/17]

｢哀れな子供たちに希望を与えた｣
んーーー、どうだろう？
貧しいと、本も読めなかったんじゃない？どちらかと言うと、裕福な人が心動かされて、施しをしたい気持ちになったかも。。。

[yamaitsuさんの感想 · 2015年6月22日]

青銅のイノシシ／友情のちかい／ホメロスの墓のバラ一輪／眠りの精のオーレ・ルゲイエ／バラの花の精／豚飼い王子／ソバ／天使／ナイチンゲール／仲よし／みにくいアヒルの子／モミの木／雪の女王／ニワトコおばさん／かがり針／鐘／おばあさん／妖精の丘／赤いくつ／高とび選手／羊飼いの娘とエントツ掃除人／デンマーク人ホルガー／マッチ売りの少女／城の土手から見た風景画／養老院の窓から／古い街灯

[鈴華書記さんの感想 · 2022年2月9日]

青銅のイノシシ／友情のちかい／ホメロスの墓のバラ一りん／眠りの精のオーレ・ルゲイェ／バラの花の精／豚飼い王子／ソバ／天使／ナイチンゲール／仲よし／みにくいアヒルの子／モミの木／雪の女王／ニワトコおばさん／かがり針／鐘／おばあさん／妖精の丘／赤いくつ／高とび選手／羊飼いの娘とエントツ掃除人／デンマーク人ホルガー／マッチ売りの少女／城の土手から見た風景画／養老院の窓から／古い街灯

[徳島文理大学 徳島キャンパス附属図書館さんの感想 · 2021年7月10日]

【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/707455

「もみの木」「雪の女王」など収録。

[kaobulogさんの感想 · 2013年10月19日]

天使（すごくきれい）
雪の女王　（すばらしい。の一言。特に、成熟した女性、大人を表しているフィン人の女性の言葉が素晴らしい）
赤いくつ（自分の子どもにはオリジナルを手渡したい）

[Elieさんの感想 · 2009年4月29日]

みにくいアヒルの子、赤いくつ、マッチ売りの少女
以上3編のみ読了。

アヒルの子の謙虚さに感動しました。

[河人さんの感想 · 2006年4月16日]

童話「雪の女王」が読んでみたくて買った本。せっかく買うなら他のも…と。「雪の女王」はアニメでやってましたが、特に見ていたわけではなく、ただ、母から聞いたあらすじから想像していたものよりも思っていた以上にあっけなくてびっくり☆
と言っても、母も子供のころに子供むけのものを読んだらしいので、これとは違った感じだったのかと。「青銅のイノシシ」と「友情のちかい」「天使」なんかが結構好きかも。