アンデルセン自伝 (岩波文庫 赤 741-4)

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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003274149

感想・レビュー・書評

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  • 読みながら思ったことは、アンデルセンの人生に対する記憶、想起を細かいところまで生き生きとした描写で描くことができるそのすごさである。

    おかげで、読破するのにずいぶんと長く、よくわからない感じになってしまった。

    「私は私の義務を尽くす。しかし、海を支配して暴風をおこし船をあらぬかたへ向けるのは神の意志である。
    もしそうなっても、それはそれでまた、私にとっては一番良いことなのである。」

    と終わりで、自分の生涯を大変であったにもかかわらず、「幸福であった」とすべてのことに感謝を捧げていることにまことに感銘を受けました。

  • 特に子供の頃の描写がおもしろかった。人一倍感情豊かで夢みがち。当時10代前半で親元を離れるなんて、行動力半端ないよなぁ。詩人だったことは知らなかった。できることなら原文で読んでみたい。。

  •  
    ── アンデルセン/大畑 末吉・訳《自伝 19520101-198401‥ 岩波文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003274148
     
     Andersen, Hans Christian 1805042 Denmark 18750804 70 /非婚
    ── 《アンデルセン物語 Hans Christian Andersen 1952‥‥ America 195311‥ Japan》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000LXINW8
     
     生涯に三種の自伝を書いた。二冊目 1832 は27歳のときに。
     
    …… ラブレター代わりに自分の生い立ちから、童話作家としてデビュ
    ーしたこと、初恋に敗れた悲しさなどを綿々と綴られた自伝を送るとい
    う変な癖があったことを指摘する人もいる。この著作は死後約50年経て
    発見された。それらによると生涯に三度、こうした手紙類を記したこと
    が分かっている。探検家リヴィングストンの娘との文通は有名である。
    (Wikipedia)
     
    (20180305)
     

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著者プロフィール

デンマークのオーデンセに生まれる。父親の影響で本や芝居に関心を寄せるようになる。 14歳でコペンハーゲンに出る。30歳で出版した小説『即興詩人』が出世作となり、 各国に名声が広がる。32歳で「人魚姫」を含む第三童話集を刊行し、以降は近代童話の確立者として世界で認められた。

「2023年 『アンデルセンの童話1』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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