カレワラ 下―フィンランド叙事詩 (岩波文庫 赤 745-2)

制作 : 小泉 保 
  • 岩波書店 (1976年10月18日発売)
3.62
  • (4)
  • (5)
  • (12)
  • (0)
  • (0)
  • 75人登録
  • 4レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003274521

作品紹介

鍛冶のイルマリネンは、婚礼の儀式を全て終えて花嫁を伴って帰還した。一方、婚礼の宴に招かれなかったむら気のレンミンカイネンは憤り、復讐を決意し、死の危険が待つポホヨラへと向かう。イルマリネンの妻の死を契機に、カレワラは、クライマックスのサンポ(ポホヨラの秘宝、天の柱の象徴)奪回へと一気に展開する。

カレワラ 下―フィンランド叙事詩 (岩波文庫 赤 745-2)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 引き続いて下巻。こちらは巻末に固有名詞の小事典が掲載
    されている。こういう作りの本は手元に置いておきたく
    なるね(笑)。

    元々様々に伝承されてきたバラバラの詩歌を集めてひとつの
    物語に編集補作した作品であるためか、下巻となると少ない
    キャラクターを使い回している感が強くなるのが難点か。
    だが、フィンランドの神話世界、十分堪能いたしました。

    ハロルド・シェイ4巻へ。

  • フィンランドの歴史を考えると、よくここまで古い伝承が残っていたものだと感心します。この叙事詩がロシアから独立するその気運が高まった時期にまとめられ、人々の支えになったという経緯は、アジアの一国として独り立ちすべく記紀を編纂した日本にやや近いものを感じます。やはり独自の歴史や文化は、民族の心の拠り所なのでしょう。神話的ですが、カレワラにおいて明確に神と呼べる存在はウッコくらいで、人間のようであり、妖精にも思える不思議なキャラクター達が行き交う世界観。フィンランドという国の空気に、少しだけ触れた気がします。

  • 最初読んでいても難解も慣れてくるとフィンランドの情景や人が浮かぶようだ。

  • 読みやすくて面白い。文章も、日本語化のむずかしい言い回しだけれどなかなか軽快で。登場人物のキャラクターが非常におもしろい伝説集。

全4件中 1 - 4件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
キェルケゴール
フランツ・カフカ
サン=テグジュペ...
サン=テグジュペ...
ヘミングウェイ
有効な右矢印 無効な右矢印

カレワラ 下―フィンランド叙事詩 (岩波文庫 赤 745-2)を本棚に登録しているひと

ツイートする