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Amazon.co.jp ・本 (302ページ) / ISBN・EAN: 9784003277812
みんなの感想まとめ
緊迫した展開が繰り広げられる本作は、1945年のポーランドを舞台に、独立国家の誕生を待ち望む人々の姿を描いています。登場人物の複雑な関係性や名前の覚えにくさがあるものの、ストーリーの引き込まれる力は圧...
感想・レビュー・書評
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【書誌情報】
原題:Popiół i diament(1947)
著者:Jerzy Andrzejewski
訳者:川上 洸
シリーズ:岩波文庫
通し番号 赤778-1
ジャンル 赤(外国文学/南北ヨーロッパ・その他)
日本十進分類 > 文学
刊行日 1998/07/16
ISBN 9784003277812
Cコード 0197
体裁 文庫 ・ 並製 ・ カバー ・ 302頁
定価 858円
https://www.iwanami.co.jp/book/b248454.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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下手なミステリーよりもストーリーから目が離せない緊迫した展開が続く。名作だと思います。登場人物の名前が覚えにくいので、その関係性も理解するのに時間がかかりますけど、それを考慮してもすごい小説。
2016年の12月に読んだので10年ぶりの再読。ストーリーは全く覚えていなかった。登場人物が多い。誤射によって労働者2人が殺されてしまうところから始まり、本当のターゲットは大物シチューカ、狙っているのは反革命の若者たちという大筋なのだが、知り合いの知り合いが知り合って再会してという複雑怪奇な関係性。第二次世界大戦終了間近のポーランドという微妙な位置にある国のいわば阿鼻叫喚絵図という感じ。 -
再読。
ストーリー・登場人物はあちこち飛びながらも時系列で進んでゆく。
全体のテーマはすごく深いのに、個々の登場人物の話はしりきれとんぼで結末不明だったり、丁寧な描きかただったものが結末だけ端的に描かれただけだったり。
こんなだったかなぁ?
期待はずれ度が高すぎ(苦笑)
でもテーマはすごく深い。
戦争に翻弄された国家と、そこで暮らす人びと。
戦争の終結直後の揺れ動く国の形。
戦争は終わり他国からの侵略と殺害は終わったのに、思想闘争による自国民同士の争いと粛清。
もっと、いくらでも掘り下げられるテーマなのに…
あぁ、期待はずれなのが残念。 -
ポーランドの村を舞台にした戦争小説?
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ワルシャワ、ポーランドなどを舞台とした作品です。
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自分自身に対する恐怖感はたとえそれがどんなに深刻なものだろうとも、他人にたいする恐怖感とは比べ物にならないのだと、改めて思った。
いちばん苦しい孤独感さえ、そのおおもとにあるのは不安の念なのだ。自分を避けるということはつまり他人を避けているということ。避ける必要がなく自分を守る必要がないところでは落ち着いていられる。
収容所では人生の縮図みたいなもので、ありとあらゆる生活のシチュエーション、感情と欲望であった。
ただ信じられぬほど濃縮され、緊張した形で現れていた。それにもうひとつ、何が起こるにせよ、それはいつも死の一歩手前で起こっていた。
生き延びるために生存本能を押し殺すのは至難の業だ。
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第二次大戦欧州戦終結間際のポーランドを、四日間に圧縮して描く。様々な立場に人物が登場し、戦争の残した精神的な傷跡が、色んなカタチで表れているのが強く心に残る。
ただ惜しむらくは、登場人物の数のわりに600ページほどの分量しかないために、一部のキャラクターについては話が中途半端になってしまっている。
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