完訳 千一夜物語〈13〉 (岩波文庫)

制作 : 豊島 与志雄  佐藤 正彰  渡辺 一夫  岡部 正孝 
  • 岩波書店
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003278130

感想・レビュー・書評

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  • "第940夜から1001夜まで。
    「警察隊長の話」の続きから大団円まで。
    「知識と歴史の天窓」は少々長いことと相変わらず教訓なのかよくわからない話が多いのでやや単調。
    悲劇のジャアファルが衝撃的。最後を飾るジャスミン王子とアーモンド姫の話はこれが最後じゃなくてもいいのでは?と思うような普通の話。
    13巻まで通して読むと似たような話も多かったが、独特の考え方や生活習慣が垣間見えて楽しく読めた。
    アレイスター・クロウリーが著書の中で読んでおくべき書物として紹介していただけに魔術の知識や実践の参考となる部分もありとても満足。"

  • ようやっと最終巻!
    ちょいちょい出てきたハールーン・アル・ラシードの物語にあんなオチが付くとは。えぇぇぇー。秀吉かと。
    ジャスミン王子とアーモンド姫は最後に来るにはちょい尻切れとんぼのような?
    でも大団円はよかったなぁ。

    蜂蜜入りの乱れ髪菓子はいったいどういう形状なのか気になる、と思ってルビのクナファでぐぐってみたり。
    ヤギのチーズのチーズケーキ!?
    あと最初の方の巻で出てきた柘榴とクリームのお菓子も食べてみたいツートップ。
    イスラム教の戒律上食べられない食物はあっても、なかなかに絢爛豪華な食卓模様だったんですねぇ。

    それにしても感情表現の激しいこと(笑。
    男でも女でも褒めるときは口を極めて褒め、罵る時も全力。
    産毛や唾液まで褒めるしね。その感性は…うーん、凄いの一言。
    あと他民族他宗教に対する扱き下ろしもまー、激しかったです。
    よく言われるエロティックさっていうのは、マルドリュス版だからかさほどでもなく…と言うより、官能的よりむしろ下ネタの域だった気が(笑。
    どういう顔でシャハラザードは語ってたのさ!?
    ちくま版(バートン版)だとまた違った雰囲気なのかしら。
    もうしばらくは読む気力無いけれどorz
    でも振り返ればやっぱりおもしろかったです。
    イスラム文化も知らないことが多くて、なるほどなーと思うこともしばしば。
    あ、あと結構後ろの方の巻だったと思うけど「お金は幸せになるのを助けはするけど、土台にはならない」って感じのことが書かれていて、いいこと言うねーと。

  • 13 (940-1001)
    第三の警察隊長の語った物語
    第四の警察隊長の語った物語
    第五の警察隊長の語った物語
    第六の警察隊長の語った物語
    第七の警察隊長の語った物語
    第八の警察隊長の語った物語
    第九の警察隊長の語った物語
    第十の警察隊長の語った物語
    第十一の警察隊長の語った物語
    第十二の警察隊長の語った物語
    海の薔薇とシナの乙女の物語
    蜂蜜入りの乱れ髪菓子と靴直しの禍いをまきちらす女房との物語
    知識と歴史の天窓
    詩人ドライド、その高邁な性格と高名の女流詩人トゥマーディル・エル・ハ ンサーへの恋
    詩人フィンドとその二人の娘、女丈夫日輪オファイラと月輪ホゼイラ
    王女ファーティマと詩人ムラキースとの恋の冒険
    フジル王の復讐
    妻からの夫の品定め
    両断者ウマル
    歌姫空色のサラーマー
    押しかけ客
    薄命の寵姫
    悲しき首飾り
    モースルのイスハークと新曲
    二人の舞姫
    落花生油のクリームと法学上の問題解決
    泉のアラビア娘
    しつこさの報い
    ジャアファルとバルマク家の最期
    ジャスミン王子とアーモンド姫の優しい物語
    大団円

  • 2008/02/07

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