王書―古代ペルシャの神話・伝説 (岩波文庫)

制作 : 岡田 恵美子 
  • 岩波書店
3.75
  • (7)
  • (4)
  • (13)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 170
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003278611

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 再読。イランの古事記(もしくは平家物語?)とでもいうべき「ペルシャ王列伝」なのだけど、ヒロイック・ファンタジー的な物語自体の面白さがあり、難しく考えずに英雄や女戦士の活躍っぷりを普通にワクワクドキドキしながら読んだ。

    この手の古い物語はなぜかどこの国の神話や民話にも共通のモチーフが多いようで、兄弟はだいたい末っ子が一番優秀で兄は嫉妬から弟を虐げるし、継母(父王の後妻)が継子の王子を恋慕して、言い寄って拒否られたら途端に自分の服を引き裂き「乱暴されました!」っていうエピソードとか既視感満載。日本なら説教節の『しんとく丸』ですね。

    神鳥に育てられた白髪のザールとか、蛇王ザッハークとか、現代の異世界ファンタジーにもいかにも登場しそう(と思ったらアルスラーン戦記に蛇王ザッハークいた)

  • かなりの部分訳なので、ざっくりと把握したい人向き。

  • 出口さん

  • 出口治明著『ビジネスに効く最強の「読書」』で紹介
    神話・伝説・歴史時代の3部構成からなるペルシャ建国の物語。

  • イランの伝説・王と英雄の物語。まあ昔話の類であからさまに歴史の勝者のプロパガンダを感じる部分も少なくない。外国の侵略を受けやすいが,逆にシルクロードからの外国からの富なしで生きられないイランの地理が物語に強く影響したという解説は納得する。
    原文ではペルシア語の韻とリズムのだろうが日本語ではその面影が全くないのは仕方ないとはいえ残念な点ではあった。

  • なかなか奥深かった。馬がいい感じ。

  • 『カユーマルス王』

    『フーシャング王』

    『タフムーラス王』

    『ジャムシード王』

    『ザッハーク王』

    『フェリドゥーン王』

    『ナリーマン家のサーム』

    『白髪のザール』

    『英雄ロスタム』

    『悲劇のソフラープ』

    『王子スィヤーウシュ』

    『王子イスファンディヤール』

    『ロスタムの最期』

  • インドのバラモンの神話と系統を同じくするイラン(ペルシア)の神話も徐々にその姿を変え、ゾロアスター教の時代には、アスラ族のヴァルナを主神として、光の神アフラ・マズダーと呼び、さらに後の11世紀には、よりロマンチックに変化した伝説として、王書(シャーナーメ)が書かれた。
    そこでは閻魔(ヤマ)はジャムシードと呼ばれ、伝説の王となる。
    邪悪な蛇王ザッハークの支配や、白髪の英雄ザール、霊鳥スィーモルグ、ザールの息子ロスタムと、ロスタムの息子ソフラーブとの、互いに父子と知らぬ決闘の行方。

全11件中 1 - 10件を表示

王書―古代ペルシャの神話・伝説 (岩波文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする