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- Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003300411
感想・レビュー・書評
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現代語訳でなく読みにくかった。古文の読み方については、詳細な部分については忘れてしまったが、前後の文脈などから文意を類推するなどして大体の内容はつかむことができた。
江戸時代も、首都一極集中問題や非正規問題など、現代社会が抱える問題の多くに悩まされていたようだ。もちろん、参勤交代など当時の制度によるものもあったと思うが、現代社会の問題を考える上でも一読に値すると思われる。格差社会を大気の循環に例えて述べている個所が特に印象に残った。
江戸時代は市場経済への移行期ということもあり、多額の出費に武士も町人も多いに悩まされていたようだ。特に都市部でその傾向が強かったようだ。我々も徂徠の学説を学んで、不必要な出費をいかに減らすかを真剣に考えたほうがよさそうだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示