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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784003301418
みんなの感想まとめ
国家の未来を見据えた思考が詰まった一冊で、著者は開国と海防問題に強い関心を寄せています。佐久間象山は、圧倒的な武力を持つ西欧列強から国を守るための使命感を抱き、その思いを遺稿として残しました。彼の言葉...
感想・レビュー・書評
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たとえ完全勝利を得たとしても国を戦場にするのは上策ではない。自然とわが国を恐れ、つけいる気をおこさせないのが最上の策である。佐久間象山『省諐録せいけんろく』1871 公武合体と開国を主張、河上 彦斎(緋村剣心のモデル)により暗殺される。
夢がなければ理想はない。理想がなければ計画はない。計画がなければ実行はない。実行がなければ成功はない。吉田松陰
※私よりも公を優先。
世間は生きている。リクツは死んでいる。▼機先を制するというが、機先に遅れる後の先というものがある。相撲取りを見てもただちにわかる。▼あれのこれのと心配ばかりしていては、自然と気が餓(かつ)え神(心)が疲れて、とても電光石火に起こりきたる事物の応接はできない。勝海舟 -1899
命もいらぬ、名誉もいらぬ、官位や肩書きも、金もいらぬという人は、始末に困る。だが、このような人物でなければ、困難を共にして国家の命運を分けるような大きな仕事を成し遂げることはできない。西郷隆盛『西郷南洲遺訓』詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
吉田松陰の米国密航未遂事件に連座した佐久間象山は、獄中で抱いた思いを出獄後に書き記し『省諐録』と題して筐底に収めた。開国を唱えた象山は元治元年に尊攘派によって暗殺されるが、象山の義兄に当る勝海舟がこの遺稿を入手し明治4年に公刊する。それが本書である。内容は多岐にわたるが、その関心はほとんど海防問題に集中している。圧倒的な武力をもつ西欧列強から如何に皇土を守るのか。自らに引き受けた課題の大きさとそれを解決せんとする強烈な使命感がひしひしと伝わってくる。
「謗る者は汝が謗るに任せん。嗤ふ者は汝が嗤ふに任せん。天公は本(も)と我を知れり。他人の知ることを覔(もと)めじ」
付録には賦・雑文8首、漢詩12首、和歌116首を収め、詩文・和歌・書画にも長けた象山の面目躍如と言ったところか。
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