西郷南洲遺訓―附・手抄言志録及遺文 (岩波文庫)

制作 : 山田 済斎 
  • 岩波書店 (1991年1月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (108ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003310113

作品紹介

明治3年、教えを乞うた酒井忠篤らに説いた『南洲翁遺訓』をはじめ、佐藤一斎『言志四録』から自ら撰び座右の誡めとしていた『手抄言志録』、また折りにふれて天地自然を語り、人倫の道・経国の要諦を示した問答、書簡のほか、遺教・逸話などを収めて、巨人・西郷隆盛(1827‐77)の精髄を伝えるとともに、そのさまざまな面に光をあてる。

西郷南洲遺訓―附・手抄言志録及遺文 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 来年(2018)の大河ドラマが西郷さんだから久しぶりにざっくり再読。庄内藩士が西郷さんから聞いた「遺訓」をはじめ、佐藤一斉『言志四録』から西郷さんが撰び座右の戒めとしていた「手抄言志録」のほか、手紙や逸話などを収録。薄い本だけど漢文が多いので内容は濃い。

    とりあえず自分の利益を肥やすことばかり考え、税金は自分のおこずかい、国民は叩けば無限に金が出てくる財布くらいにしか思っていない日本の政治家連中はこの本を100回くらい読んで反省しろと言いたい。

    「万民の上に位する者、己を慎み、品行を正しくし驕奢を戒め、節倹を勉め、職事に勤労して人民の標準となり、下民其の勤労を気の毒に思ふ様ならでは、政令は行はれ難し。然るに草創の始に立ちながら、家屋を飾り、衣服を文り、美妾を抱へ、蓄財を謀りなば、維新の功業は遂げられ間敷也」

    「租税を薄くして民を裕にするは、即ち国力を養成する也。故に国家多端にして財用の足らざるを苦むとも、租税の定制を確守し、上を損じて下を虐たげぬもの也」

  • 遺訓だけ読了。付録の手抄言志録及遺文は未読。遺訓はwebに分かりやすい書き下しあり。

  • 何度も読み返す本。薄い本だが、中身が非常に濃い。漢詩が全て掲載されていれば、最高なのだが。

  • 遺訓だけでもかなり難解だった。読むというより、写本を作るがごとく、PCに入力、IMEパッドで旧字体の漢字を検索・・・
    やはり、敬天愛人のところがよい。

    手抄言志録は漢文のため、挫折。

  • 薄いからすぐ読み終わるかな、と思ったら現代語じゃなかった…。消化不良は否定できない。

    「遺訓」「手抄言志録」「遺教」「遺篇」「遺牘」「逸話」の6編からなる。

    「遺訓」の六(23頁)を読み下してみる。

    ことの上にて,機会というべきもの二つあり。僥倖の機会あり,また設け起こす機会あり。大丈夫僥倖を頼むべからず,大事に臨んでは,ぜひ機会は引き起こさずんばあるべからず。英雄のなしたることを見るべし,設け起こしたる機会は,後より見るときは僥倖のように見ゆ,気をつくべきところなり。

  • 堯舜
    孔子
    27過ちを改るに自ら思いつかば夫れにて善し

  • 文体が古いため、読み解くのが大変でした。

  • 深い。

  • 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
    書斎の本棚から百冊(立花隆選)77
    日本思想
    西郷の遺した言葉が時代を超えて日本を撃ちつづけた。

  • 西郷隆盛がどれぐらい素晴らしい人格の持ち主であったと良くわかった。

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