自由党史 上 (岩波文庫 青 105-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003310519

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  • 日本初の政党である自由党の「正史」。1910年刊行の文庫化である。旧字体、文語文、活字が小さいということで、読みにくいことこの上ないが、とりあえずざっと目を通してみる。

    下巻の解説によると、当初は伊藤博文の立憲政友会への合流を正当化するために企画されたが、結局は板垣退助監修になったようだ。なので、板垣を顕彰するような叙述が結構ある。たとえば西郷隆盛は板垣の思想的同士のように描かれているが、これは西郷人気にあやかったものかもしれない。

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著者プロフィール

1953年宮城県に生まれる。早稲田大学教育学部卒業,明治大学大学院文学研究科西洋史学専攻博士後期課程単位取得満期退学。
東北公益文科大学名誉教授。

「2022年 『ロビン・フッドの森』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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