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- Amazon.co.jp ・本 (451ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003310533
感想・レビュー・書評
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下巻は秩父事件などの激化事件→自由党解党を経て1889年の帝国憲法発布で終わる。
なんで帝国憲法で終わるのかが不思議だったが、本書では帝国憲法は皇室と人民との結合の成果であるとされる。自由民権運動の敵はあくまでも藩閥政府であり、皇室のための戦いでもあった、とのこと。
この結論は唐突な感じがするが、本書刊行時期である日露戦後の雰囲気を伝えているのかもしれない。少なくとも、帝国憲法に「ただ苦笑するのみ」と呟いた中江兆民がここで登場しないのは、確かである。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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