中国文明論集 (岩波文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003313312

感想・レビュー・書評

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  • 中国史家、宮崎市定の論文をいくつか抜き出してまとめたもの。1人の人間がここまで広範囲の事を語れるのかという感じ。
    まだまだ、他にも著作があるらしいので読みたくなった。

  • 中国史の大家が著した各種の論文・評論を文庫に再編集した本。

    『東洋のルネッサンスと西洋のルネッサンス』は文化論ですが、世界をペルシャ世界、東洋、西洋と3つに分けて、ほんの近年まで、ペルシャ世界がもっとも文明の進んだ世界で、東洋、西洋はその発展を数百年ずつ遅れてペルシャ世界の後を追ってきた・・・という世界の見方には興味を覚えます。

    全体を見ると、どうしても、別々の場所で発表した論文の寄せ集めのため、説明不足の点があるように思えるのが残念なところです。

  • 日本きっての中国史家・宮崎市定の論考14編を収めた論集。多くの史料から記述を引用する実証的姿勢もさることながら、その平明な語り口も魅力の一つである。また中国文明、東洋文明の本質を明らかにしつつも、それらを西洋文明や西アジア文明との比較において捉えようとするところが、著者の幅広い視野を窺わせる。

  • 卒論本。宮崎市定「東洋のルネッサンスと西洋のルネッサンス」は私のテーマに関する先行研究の草分け。

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著者プロフィール

一九〇一(明治三十四)年、長野県飯山市に生まれる。松本高校を経て、二五(大正十四)年、京都大学文学部史学科東洋史学専攻卒業。六高教授、三高教授、京都大学文学部教授を歴任。六五(昭和四十)年、停年退官。京都大学名誉教授。文学博士。専門は中国の社会・経済・制度史。八九(平成元)年、文化功労者。九五年死去。主な著書に、『科挙』、『アジア史概説』、『雍正帝』、『東洋的近世』、『九品官人法の研究』、『隋の煬帝』、『論語の新研究』、『中国史』上下、『中国古代史論』、『遊心譜』、『史記列伝抄』など。『宮崎市定全集』(全二十四巻別巻一)がある。

「2018年 『大唐帝国 中国の中世』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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