奴隷 小説・女工哀史 1 (岩波文庫 青135-2)

  • 岩波書店 (2018年10月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (560ページ) / ISBN・EAN: 9784003313527

みんなの感想まとめ

社会派小説としての深いテーマを持ちながら、驚くほど読みやすい作品です。百年前の物語でありながら、現在も通じるパワハラやセクハラ、女性や貧困層への抑圧がリアルに描かれており、時代を超えた共鳴を感じさせま...

感想・レビュー・書評

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  • 高井としを「わたしの『女工哀史』」からの流れで読んだ

    ヤバいほど面白い
    まったく百年前の小説とは思えないほど、しかも社会派小説なのに、面白いうえに読みやすい
    性的な場面や政治的な単語になると、XXXXXXXX と突如として伏字が続くことで、ようやく現代の作品ではないことを思い出す
    いまでいうパワハラ/セクハラ、女性や貧乏人への抑圧は、百年前と現在で大差ないようにも思える

    小説だけど、社名は実在の会社
    浪華紡績は、
     浪華紡績→西成紡績所に社名変更→三重紡績に買収→大阪紡績と合併して東洋紡績→東洋紡

    現代の読者向けに非常に詳細な注釈が付けられており、方言、歴史的な言葉遣いや習慣、紡績や機械の専門用語など、若い読者でも戸惑わずに読めるよう工夫されている点も素晴らしい

  • 女工哀史の別名であったと思っていたら、全く異なる小説であった。20歳になる江治が自殺未遂をして保護室に送り込まれるところで終わる。それまでの紡績工場でのひどい仕事が詳細に描かれている。いわば女工哀史の男性版である。

  • とてもリアルな描写で、夢中にさせられました。昔の話ですが、今もある部分は形を変えて同じようなことが行われているのだろうな、と思いました。
    酷い話悲しい話だけれど、ユーモアもあり読みやすかったです。

  • 一昔前まで労働者に人権などなかったんだなとよくわかる。

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