野草雑記・野鳥雑記 (岩波文庫)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003313886

作品紹介・あらすじ

タンポポ、ツクシ、ペンペン草。ヒバリ、カラス、「我々の雀」。「時は幾かえりも同じ処を眺めている者にのみ神秘を説くのであった。」身近な友である野の草花・鳥たちを見つめ、呼び名・昔話に人の心を読む。観察眼と叙情が溶けあう随筆集。

感想・レビュー・書評

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  • 柳田國男がこんなに読みやすい文章を書くとは知らなかった。身近な雑草の呼び名と童歌の関係などについて徒然なるままに語った散文で読みやすい。長らく忘れていた草や鳥の名前がたくさんで出てきて懐かしい。

  • 日本各地の野草・野鳥に対する名付けなど、随筆風に。

  • 観察記録的な部分より、野草や野鳥の名前の由来考察の部分が面白かったです。

  • 子どもの遊びの中から生まれた言葉と植物の名前が関係しているのは面白い考察だった。

    『野草雑記』
    『野鳥雑記』

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。
    通常の配架場所は、1階文庫本コーナー 請求記号470.49/Y53

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著者プロフィール

1875年生。民俗学者。『遠野物語』『海上の道』などの著作により民俗学の確立に尽力した。1962年没。

「2022年 『沖縄文化論集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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