古寺巡礼 (岩波文庫 青 144-1)

著者 :
  • 岩波書店
3.58
  • (31)
  • (36)
  • (78)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 915
感想 : 47
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003314418

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00085321

  • 洋の美術史の基礎知識が無いと読んでいてつらいものがある。仏像や菩薩を観て美しいと感じることを契機に仏教の成り立ちや教義に興味を抱くことも充分にあり得るでしょう。私もそのような感性と知的好奇心を持ちたいです。

  • 若い時の情熱をもって書いた文章か。
    あとがきの熱い支離滅裂な文章の方が良いな。
    夢殿観音様をモナリザと似ているというのは、和辻さんの言うように、大間違いもいいところ。

  • 835夜

  • お家にあるのです。是非読みたい。

  • 伽藍という言葉にも、もだえていた。

  • 岩波文庫の人気図書から選定。著者が30代前後の時に、奈良、京都の古美術を見てまわり、印象や文化的背景を述べる。

    残念ながらある程度の周辺知識がなかったり、文の理論的構成の理解しにくさからいまいち、古美術がどれだけよいかかが頭に入らない箇所が多かった。

    印象に残ったのは、

    ・風呂というのは、東洋では娯楽、味わいぶかい風流なものであるが、

     西洋では、単に垢を流すだけなので便所と同じ扱い。

    ・国宝などは、多くの人々にみてもらうことこそ価値があるので、費用を存分にかけて

     美術館などを造ったほうがよい。

  • 元祖「見仏記」なのかな?

  • 090809(n 090827)

  • 言葉ですむなら言葉でいい。

    言葉であらわせない美を
    言葉で伝えようとすること、
    そして、
    その若い情熱が読み手にもたらすものについて。

全47件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

和辻哲郎

明治二二(一八八九)年、兵庫県に生まれる。哲学者・文化史家。大正元(一九一二)年、東京帝大文科大学哲学科卒業。一四年、京都帝大助教授、昭和六(一九三一)年、同大教授。八年には、東京帝大倫理学科教授となり、戦後の昭和二四年に退官する。二五年、日本倫理学会初代会長、三〇年、文化勲章受章。三五(一九六〇)年没。主な著書に『古寺巡礼』の他、『日本古代文化』『風土』『倫理学』(全三巻)『鎖国』『日本倫理思想史』など、また『和辻哲郎全集』(全二五巻 別巻二)がある。

「2020年 『和辻哲郎座談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

和辻哲郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
サン=テグジュペ...
いとう せいこう
ジャン コクトー
ボードレール
ドストエフスキー
安藤 忠雄
ルース・ベネディ...
フランツ・カフカ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×