忘れられた日本人 (岩波文庫)

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 212
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003316412

感想・レビュー・書評

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  • 昔の日本人ってこんなに呑気で真面目な人たちだったんだなと知りましたとさ。

  • 昔の日本も意外に自由だった。

  • さらささんが衝撃を受けたフィールドワーカーの本

  • カテゴリ:図書館企画展示
    2013年度第1回図書館企画展示
    「大学生に読んでほしい本」第1弾!

    入学&進級を祝し、本学教員から本学学生に「是非読んでもらいたい本」の推薦に係る展示です。

    佐々木恵介教授(歴史社会学科/史学)からのおすすめ図書を展示しました。
        
    開催期間:2013年4月8日(月) ~2013年6月17日(月)【終了しました】
    開催場所:図書館第1ゲート入口すぐ、雑誌閲覧室前の展示スペース

    ※「旅」をテーマに、お薦めの本を選びました。

    民俗学者である著者が、戦後間もない頃の旅のなかで、農山漁村の古老から聞き取りを行い、その地域やそこに住む人々の歴史を、魅力あふれる文章でつづった書。教科書には出てこない、もう1つの近代日本の姿がみえてきます。

  • 「旅する人」であった宮本が各地で出会った人々の生き方を描き出しながら、どこか遠くに忘れられた日本を再現させた書。当時の村に生きた個性豊かな人々の語りを書きとめた生活誌である本書から、日本各地でたくましく生き抜いた人々の姿に思いをはせてみたい。

    OPACへ⇒https://www.opac.lib.tmu.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB00881803&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

  • 宮本常一、というか民俗学というのは僕にとっては融通無碍なイメージがあって、いまいちピンとこないところがあった。若いころいっしょに仕事をしていた人が民俗学のことをあまりよく言っていなかったこともそういうイメージに貢献しているのだと思う。

    ただその人の民俗学批判は、その人のまわりにいる民俗学者の手法に対する不誠実さに起因するところ大だったような気がする。僕自身のなかでも、歴史学だって言ってしまえばまあ融通無碍なのだから、とりたてて民俗学だけを批判することもあるまいという気分に変わってきている。

    そんなわけで、実のところ若いころは民俗学をほとんど通ることなく、柳田の『明治大正史 世相篇』を読みかけて投げ出したくらいだった。ただこの本に載っている対馬の「寄り合い」の話は以前から聞いていて、報告との関係上ちゃんと読んでみようと読んでみたら、ことのほか面白い。それは民俗学どうこうというよりも、オーラル・ヒストリーとしての面白さであったと思う。これは僕自身の興味関心が、若いときに比べて、そういうところにようやく届くようになったということなのかもしれない。

  • 変わっていくことを進歩と妄信する時代、実は退歩ではないかと提言する。ダイバーシティと言葉だけは勢いがあるが、文化の多様性を見つめ直すにはこういう本を読むべき。

  • かつての日本人のリアルな生活を覗き見ることができ、純粋に読み物として楽しめた。

  • 日本中を歩き回った著者が,名もない人々のライフストーリを書きつづった名著。そこには日本人のすがた,日本のムラのすがたが描き出される。まちづくりや地域活性化といった皮相な見方ではなく,現地に出向き,生きる人びとに向き合うこと,そこにある社会のすがたを見ることの意味をこの本は教えてくれる。

    *推薦者(国教)M.K
    *所蔵情報
    https://opac.lib.utsunomiya-u.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB00094952&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

  • 日本の文化因習に関して、和で一括りに展開される事には感心が薄いが、むしろこうした市井の人々がその時代をどう生きてきたか、ということを知る事に惹かれる。そう遠くない過去に、こんな日本があったのだということ、そこから今の自分の生活様式のベースが繋がっているということに、不思議な感覚と懐かしい感覚を覚える。

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著者プロフィール

民俗学者

「2019年 『宮本常一 伝書鳩のように』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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