本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003316511
作品紹介・あらすじ
中国文学史の研究に巨歩をしるす著者が、その精深な知識と体験をかたむけてものしたエッセー12篇。中国大陸で多彩な発達をとげた各種粉食の歴史、江南の地でついに賞味するを得た紹興酒の絶品の話、喫茶法の変遷、筍を焼いて食う話など、食いしんぼうと上戸にはこたえられぬ佳篇ぞろい、しかも学問の太い筋がびしっと通っている。
感想・レビュー・書評
-
お酒飲みの業を感じた。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「餅」?「餌」?「水引餅」?
昔の中国の文献にはさまざまな食べ物が描かれています。
今の中国のグルメに通じるものがあるかも?
美味しく漢文も学べます。ぜひご一読を。
↓貸出状況確認はこちら↓
https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00076020 -
「とうごうまさる」と読む。かつての京都支那学の多様性を感じる一本。戦中から敗戦直後の食糧難の時期に書かれたというから、もはや風狂の域に達するだろう。今はこういう考證学を為し得る篤学がいなくなった。岩波も文庫にするとは、我が国の読書界もなかなか、なのか。
-
59夜
全5件中 1 - 5件を表示