酒の肴・抱樽酒話 (岩波文庫)

著者 : 青木正児
  • 岩波書店 (1989年6月16日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003316528

作品紹介・あらすじ

こよなく酒を愛し食いしんぼを自認する著者が楽しみながら書いた酒や料理のはなしの数々。蟹や河豚といった酒の肴、はては酒の飲みくらべの話などをとりあげても並のグルメ談義とは一味も二味もちがう。滋味あふれるこれらのエッセーは名物学という学冶の実践なのである。

酒の肴・抱樽酒話 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 中国文学者の青木先生が、中国と日本の古文書を引用しながら美味しいものについて語る随筆集。中国の詩人は酒がうまいライチがうまいと詩作に励み、日本の誰かも俳句だか短歌だかをひねっていた。名作じゃないんだろうけど、日常を楽しんでいる様子がよろこばしい。その姿勢は青木先生も同じで、夕方になるとそわそわして豆腐で一杯やりはじめる。誰でもまねできるお楽しみである。

  • 図書館で。古今東西性別年齢を問わず(とはいえお酒は20歳からですが)お酒が好きな人なら読んでついニヤリとしそうな本だと思いました。
    昔の人は今我々が飲んでいる清酒とは違うお酒を飲んでいたのでしょうがそれにしても詩歌には旨そうに酒を飲む歌が多いものです。
    東波は味を愛して食を貪らなかったのである。とか、カッコイイですね。適口と言う言葉はまったくもってその通り、と大きく頷く感じでした。

    厨娘の話は米澤さんの小説を思い出しました。ネギの話とかアヒルの話がそのままなのでこの本が元になっているのかなあと思ったり。それにしても贅沢なものです。あまりあこがれはしませんけれども。

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