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Amazon.co.jp ・本 (404ページ) / ISBN・EAN: 9784003318546
作品紹介・あらすじ
「精神的東洋」をありかを求めて、仏教唯識論、空海密教、老荘思想、イスラーム神秘主義、現代思想のデリダ、ソシュールを自在に論じた著作。著者は、意識の深層領域に拡がる意識、言語の発生源となる場を「コトバ」を名づける。「コトバ」を基軸とする思惟が東洋思想の本質であることが、次々に解明される。井筒に応答したデリダの小論文(丸山圭三郎訳)を併載。(解説=斎藤慶典)
みんなの感想まとめ
深い意識の探求と多様な思想の交錯が魅力の一冊で、仏教や老荘思想、イスラーム神秘主義など、東洋哲学の本質に迫ります。著者は「コトバ」という概念を通じて、言語の起源や意識の深層を探ります。特に、井筒哲学へ...
感想・レビュー・書評
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最後の解説で斎藤慶典さんが井筒批判をしているのは意外だった。
批判の項目がいくつか列挙されていたが、たぶん「神」や「唯心論」を信じるのは自明の理であるという井筒哲学を問題にしているんだと思う。その自明の理を受け入れない人には井筒哲学の門は開かれない。つまり、そこで批判的となる。
ほとんどの人は唯物論ありきで生活しているのだから井筒哲学を探求しようするのは、私のような浮世離れした隠居だけではないだろうか。
斎藤さんの解説の最後は倫理の教科書のような話になっているが、哲学の真髄は倫理観の啓蒙にあるということだろう。井筒さんの哲学は純粋すぎる、生きてることはもっと泥臭い作業だと思う。 -
Ⅰ
一 人間存在の現代的状況と東洋哲学
二 文化と言語アラヤ識 ―異文化間対話の可能性をめぐってー
Ⅱ
三 デリダのなかの「ユダヤ人」
四 「書く」ーデリダのエクリチュール論に因んで―
Ⅲ
五 シーア派イスラーム ーシーア的殉教者意識の由来とその演劇性ー
六 スーフィズムと言語哲学
七 意味分節理論と空海 ー真言密教の言語哲学的可能性を探るー
八 渾沌 ー無と有のあいだー
あとがき
〈解体構築〉DECONSTRUCTIONとは何か(ジャック・デリダ 丸山圭三郎訳)
解説(斎藤慶典)
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流石にむずすぎだ。
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