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Amazon.co.jp ・本 (244ページ) / ISBN・EAN: 9784003321195
作品紹介・あらすじ
「孝は徳の本なり、教えの由りて生ずる所なり」──孔子がその高弟曾子に、「孝」について説いた『孝経』。「孝」とは何か、「孝」によってあるべき世をいかに実現しうるかを語る本書は、『論語』とともに読み継がれ、東アジアの伝統的な道徳観の基底をなす、儒家の経典の一つ。曾子学派が師の言動と思想を伝える『曾子』を併収する。
みんなの感想まとめ
「孝」とは、徳の根本であり、教えの源泉であるというテーマが深く掘り下げられています。家庭における親子の関係性が、社会における人間関係に直結することを説き、親を敬う心が他者への愛情や敬意に繋がることを強...
感想・レビュー・書評
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「親が子供の肉を喰らう」のをよしとする内容が書かれていると、とんでもない勘違いをしていた。
本書の巻末にある「遺体」と「人倫」の解説は必読である。
どうでも良いことだが、本書は孔子の発言を記録したものではなく、後世の儒家が創作した書籍だと思う。 -
【本学OPACへのリンク☟】
https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/713841 -
孔子とその弟子の曾子が記した「孝経」、曾子門下が師の教えをまとめた言行録「曾子」。
「孝とは(あらゆる)徳の根本であり、(すべての)教えがそこから生まれてくるものだ」。家族にまごころをもって接する。親を愛する人は、同じように人を愛することができる。親を敬う人は、同じように人を敬うことができる。家庭での人間関係がそのまま社会に出た後如実にあらわれるから、親と子の接し方こそが非常に重要。2000年以上前に書かれた書物だが、現代に重要な示唆を与えている。
曾子によると、孝は親に盲目的に従うことではない。親も人間だから、間違えることもある。だから、親のことを慮ってそれを真摯に伝えることも子の役割だとする。時に諌めることもありながら、けれど自身の体を授けてくれた親に感謝し敬う。そして、家庭という胎内から社会に生まれ出ると、そこでまた多くの人に生かされる。家庭の延長線上にこそ、社会はある。
人を愛し、敬うこと。相手を思いやる気持ちの重要性は、今も昔も変わらないだろう。
「曾子曰わく、忠は、其れ孝の本か。」
(曾子は言われた、忠(相手を思うまごころ)こそが、孝の根本だろう)
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