ブッダの真理のことば・感興のことば (岩波文庫)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 839
感想 : 45
  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003330210

作品紹介・あらすじ

『法句経』の名で知られる「真理のことば」(ダンマパダ)も、併収の「感興のことば」(ウダーナヴァルガ)も、ブッダの教えを集めたもので、人間そのものへの深い反省や生活の指針が風格ある簡潔な句に表わされている。「ウダーナヴァルガ」とは、ブッダが感興をおぼえた時、ふと口にした言葉集というほどの意味で、本訳は世界でも初めての完訳。

感想・レビュー・書評

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  • 「ダンマパダ」「ウダーナヴァルガ」を邦訳したもの。1987年に初版が出ているが、現代的に見ても非常に読みやすい。詳細な註解がついており、筆者が広く文献を渉猟したことがわかる

  • 私は嫌なことがあって、友達に愚痴ってもなお、気が晴れないときに、ぐっとこらえてこの本を読みます。やり場のない怒りも、お釈迦様にかかればポジティブに受け取れる。

  • ◯他のお経と比べると、文章の一つ一つが単独で成り立っているため、文章の意味がこぼれ落ちてしまう。やはりストーリーや、ある種の流れ、論理性によって説得的になるのも、こういった経典においても同様なのだと実感した。(単純に自分の集中力の不足もあると思うが…)
    ◯感興のことば後段に出てくる、対比と類似の文章の流れは、是非原文の音読によって音として体感することも必要だと感じた。ただ、文字だけでは伝わらない部分があるとしても、文字の並びは壮観であった。
    ◯この辺は般若心経でも重要視されている音自体に意味があることにつながってくるのかと思うと、また面白い。

  • スキャンしました、、

  • 原始仏教の教えがまとまっている詩集。

    本書はパーリ語とサンスクリット語の同じ経典を
    セットにした内容らしいので、内容は被っているが、
    後の時代に書かれたからか、感興のことばの方が
    分かりやすくまとまっているように思う。

    この世界は基本的に、
    諸行無常で一切皆苦で諸法非我であり、
    苦しみから逃れるには執着や欲望を
    捨てて善を為す事を繰り返し説いている。

    何でもかんでも救ってくださる
    優しい仏様だと思って近づくと、
    私のような欲望にまみれた凡夫にとっては、
    ブッダの説くところはなかなか厳しい。

  • 関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
    https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/webopac/BB00133521

  • 「100分de名著 ブッダ“真理のことば」佐々木閑さんの放送を見て購入。
    学校の古典の教科書のようで、読みにくいので、わたしとしては理解には程遠い状態だが、「聖書」的な存在でデータ化や廃棄ができない。
    最初の
    「ものごとは心にもともとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも汚れた心で話したり行なったりするならば、苦しみばその人につき従う。車をひく(牛)の足跡に車輪がついて行くように」
    を 時々読むたびに
    「そうだよなー」と深くうなずいてしまう。
    一家に一冊の本では?
    ブッダの権化のような「中村元」さんの翻訳というところも「聖書」。

    「ブッダのことば: スッタニパータ 」も読みましたが、佐々木閑さんは、初めての人には、こっちのほうがオススメということでした。申し訳ないですがスッタニパータは終活で処分してしまいました。

  • 2020/08/30 途中まで読んで
    そうだなぁーと思うことがたくさんある。
    だけど、少し解釈を間違うと間違った方向に突っ走りそうと思うこともたくさんある。
    これ全部を実践するのって楽しくなさそうとも思う。

    ただ、これを書いた人は私と同じように苦しかったんだなと思う。

    全部は共感できないけど、昔から同じことで悩んでた人がいるんだなーと思うとなんか心強い。

    2020/09/12読了
    分からないところもたくさんあった。
    けれど、ボーッと読んでると何となく落ち着く。
    繰り返し読んだら発見がありそう。

    ただ、あとがきにブッダの言葉を直接聞いた人の書いたものではないこと、教団的なものが確立された後のものであることが書かれていて、そういうところは気をつけて除きつつ読まないといけないなと思った。

  • 訳:中村元、原書名:Dhammapada, Udānavarga

  • 2018/07/30

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著者プロフィール

1912年、松江市に生まれる。東京大学教授、東方研究会理事長、東方学院長などを歴任。文学博士。勲一等瑞宝章受賞。文化勲章受章。1999年、逝去。

「2021年 『構造倫理講座Ⅲ 〈生命〉の倫理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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