- Amazon.co.jp ・本 (447ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003331811
感想・レビュー・書評
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終了:2023/9/4
感想
真宗がいかに人々を救済するのか。自分では全く力が及ばなくても御仏は見捨てない。そのことをを信じ一心に称名する。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やっぱり親鸞聖人の著作は読んどかなくちゃいけないだろうと思った初期の頃。手堅いのは岩波文庫という考えで購入した。
だが、読めないわけではないが、古文の表記がかなり古く、解説も下段に語句の註中心にある感じ。正確な解釈、広がりを持った理解をするには、素人にはちょっとはーどるが高かった・・・。
そこでこの本を徹頭徹尾読み下すにはまだ己の力量が追いついてないことを自認した上で、他の本を読んだときに、教行信証が出てきた際に参照することにした。それにより、ちょっと深い理解につながったかなと感じている。
しかし、だ。この後に、真宗聖典を購入した。そうすると、真宗聖典の方が現代的表記で読みやすい・・・。この「金子大栄校訂」のよさは、やはり下段の注釈か・・・。
教行信証は自分のレベルだと、解説がある本を手がかりに、原文に当たる方がいいなと感じた。おそらく、初めて読む人たちも同様だと思われる。
いつかこれがすらすら読めるといいな。 -
内容(「BOOK」データベースより)
親鸞(1173‐1262)は煩悩に苦しみつづけた末、ついに人生の大悟に徹した。この書は、彼が自己の体験を生かして仏法を説き、それへの入門を明らかにしたもので、真宗の根本聖典である。本文は誰でも親しめるかなまじり文であるが、各巻の始めに梗概をおき、また専門用語に説明を付すなど、読みやすさに意をもちいた。
目次
教巻
行巻
信巻
証巻
真仏土巻
化身土巻