一遍聖絵 (岩波文庫 青321-2)

  • 岩波書店 (2000年7月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (180ページ) / ISBN・EAN: 9784003332122

みんなの感想まとめ

テーマは、一遍という宗教者の独自の生き方とその精神性です。彼は他力に依存しながらも、悟りを得たような存在感を持ち、持っていた書物や経を焼いてしまう大胆さが印象的です。この行動は、彼の信念の強さを象徴し...

感想・レビュー・書評

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  • 一遍は他力の宗教者ながら悟りきったようなところがあり、ある意味で気持ちのいい人物である。「一代聖経みなつきて南無阿弥陀になりはてぬ」と、持っていた書物や経をすべて焼いてしまう場面などは思い切りがよくとても好きだ。/彼を神格化したい後継者の手によるという事情もあろうが、彼からは個人的な懊悩の類は感じられない。世俗的な生の虚しさを説いたりもするのだが、それは日本仏教的厭世感のクリシェの域を出ないように思う。ただし、そうした道歌の表現は卓越しており、単なる純朴な行動者に留まらない知性や精神性を感じさせる。

  • なぜ踊り始めたのかが良く分からない。個人的に興味深いのは絵の部分なのかと思う。
    意外と和歌や漢詩的な表現が多い。

  • 一遍聖絵、気になっていたので、読んでみました。画図がすべて採録されているわけではないようですが、写実的な絵と、一遍聖の身近にいた弟子ならではと思われる細やかな表現が心に沁みます。

  •  重文の「木造一遍上人立像」焼失(?)の報を聞いて…。泣きたい…。

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著者プロフィール

大橋 俊雄(おおはし・しゅんのう):1925-2001年。神奈川県生まれ。大正大学文学部仏教学科卒業。著書に『時宗の成立と展開』(吉川弘文館)、『法然入門』『一遍入門』(ともに春秋社)、『法然』『一遍聖』(ともに講談社学術文庫)、『一遍上人語録』『一遍聖絵』『法然上人絵伝』(校注、いずれも岩波文庫)、『法然全集』(訳、春秋社)など多数。

「2024年 『踊念仏』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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