ブッダ 悪魔との対話 サンユッタ・ニカーヤ II (岩波文庫)

  • 岩波書店 (1986年12月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (430ページ) / ISBN・EAN: 9784003332924

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  • 「サンユッタ・ニカーヤ」後半。

    心に気をつけている人は、常に幸せである。
    怒りに打ち克たれるな。怒った人々に怒り返すな。怒らぬことと不傷害とは、つねに気高い人々のうちに住んでいる。怒りは悪人を押しつぶす。譬えば、山岳が人々を押しつぶすように。

    全てはまやかし、幻と知ること。不必要に惑わされず、いつも心を保つこと。勝手な解釈かもしれませんが、そんなことをブッダは伝えたかったのかなと思いました。

  • ブッダ悪魔との対話 中村元 岩波文庫

    昔読んだ本だが読み返してみようと思い
    読み始めたがあまりにつまらなくて〜
    こんなものだったかと途中で閉じた

  • 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
    書斎の本棚から百冊(立花隆選)44
    基礎的古典

  • 神々との対話の続き。
    悪魔との対話は最初の方だけで、
    最初の編の名前をタイトルにする
    慣習に従ってこうなったらしい。

    相変わらず執着を無くすことを
    同じような表現で繰り返し説いているが、
    一通り読んでみてもっとも驚いたのは、
    ゴーディカ尊者という人物に関するブッダと悪魔との対話。

    いくら修行しても悟りを開けず自殺しようとする彼を
    「彼は死ぬべきでは無い自殺を止めろ」と言ってくる者を
    「悪魔」と表現しており、ブッダは彼の意見を退けている。
    これはブッダが彼の自殺を肯定したとしか思えない。

    悪魔がゴーディカ尊者の自殺を止めているのでは無く、
    ブッダにゴーディカ尊者は死ぬべきでは無い。
    彼の死を阻止すべきだと言っているのだから、
    ゴーディカ尊者の死を嘆くブッダの心の迷いを
    「悪魔」と表現しているのだと勝手に解釈してみる。

  • 釈尊の元々の教え。姉妹書に「ブッダ神々との対話」がある。キリスト教にも聖書に戻ろうと言う運動があった様だが、仏教にも釈尊への原点回帰はありだと思う。

  • 現代語で読める佛典で文庫に入ってるものとしては

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