ブッダ悪魔との対話――サンユッタ・ニカーヤ2 (岩波文庫 青 329-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003332924

感想・レビュー・書評

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  • ブッダ悪魔との対話 中村元 岩波文庫

    昔読んだ本だが読み返してみようと思い
    読み始めたがあまりにつまらなくて〜
    こんなものだったかと途中で閉じた

  • 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
    書斎の本棚から百冊(立花隆選)44
    基礎的古典

  • 神々との対話の続き。
    悪魔との対話は最初の方だけで、
    最初の編の名前をタイトルにする
    慣習に従ってこうなったらしい。

    相変わらず執着を無くすことを
    同じような表現で繰り返し説いているが、
    一通り読んでみてもっとも驚いたのは、
    ゴーディカ尊者という人物に関するブッダと悪魔との対話。

    いくら修行しても悟りを開けず自殺しようとする彼を
    「彼は死ぬべきでは無い自殺を止めろ」と言ってくる者を
    「悪魔」と表現しており、ブッダは彼の意見を退けている。
    これはブッダが彼の自殺を肯定したとしか思えない。

    悪魔がゴーディカ尊者の自殺を止めているのでは無く、
    ブッダにゴーディカ尊者は死ぬべきでは無い。
    彼の死を阻止すべきだと言っているのだから、
    ゴーディカ尊者の死を嘆くブッダの心の迷いを
    「悪魔」と表現しているのだと勝手に解釈してみる。

  • 釈尊の元々の教え。姉妹書に「ブッダ神々との対話」がある。キリスト教にも聖書に戻ろうと言う運動があった様だが、仏教にも釈尊への原点回帰はありだと思う。

  • 現代語で読める佛典で文庫に入ってるものとしては

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著者プロフィール

新潟大学人文学部准教授
1977年、東京都八王子市生まれ。1999年、東京都立大学人文学部史学科卒業。2009年、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、博士(史学)。
八王子市総合政策部市史編さん室専門員、獨協大学法学部特任助手を経て現職。
著書・論文に、『東京の制度地層』(公人社、2015年、共著)、『新八王子市史 通史編5近現代(上)』(八王子市、2016年、共著)、『新八王子市史 通史編5近現代(上)』(八王子市、2017年、共著)、「1930・40年代日本の露店商業界紙『関西俠商新聞』・『小商人』・『日本商人』について」(『資料学研究』12号、2015年)、「戦災の記憶の継承と歴史資料――長岡空襲の事例に即して」(『災害・復興と資料』8号、2016年)など。

「2018年 『近現代日本の都市形成と「デモクラシー」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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