ランケ自伝 (岩波文庫 青412-2)

  • 岩波書店 (1966年10月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (132ページ) / ISBN・EAN: 9784003341223

みんなの感想まとめ

歴史家としてのランケの生涯と思想が描かれた自伝は、彼の独自の美学や歴史観を深く理解する手助けとなります。少年時代から古典に親しみ、史実に基づいた歴史記述を重視したランケの姿勢は、彼の作品に色濃く反映さ...

感想・レビュー・書評

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  • ランケは少年時代から古代世界の古典に触れていた!
    特にギリシャ詩。
    史実に基づいた歴史記述を志し、想像や創作は排斥する。それがランケの美学。

  • 近代最高の歴史家の一人・レオポルト・フォン・ランケの口述筆記による自伝。もっとも、折にふれて口述させた4つの記録が合本されている以上、話が重複することも多い。とはいえ、その重複した話の内容が、ランケにとって同時代の事件として何が重要と思われたかを窺わせる。ランケが繰り返し述べるのは、まずナポレオン戦争であり、彼の出身地であるザクセン選帝侯国も少なからず関与しており、プロイセン軍やフランス軍が通過した際の記憶が晩年になっても鮮明に残っていたことが分かる。それから、1830年の七月革命、1848年の二月(三月)革命である。ランケが述べるところを見ると、フリードリヒ・ゲンツやサヴィニーといった保守派と見なされる人々と親しく交際していたようだが、体操運動で一世を風靡したヤーンに関しても触れるところは多く、いわゆる王政復古時代の精神的雰囲気が伝わってくる。

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