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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784003341636
みんなの感想まとめ
歴史における個人の役割を探求する本書は、偉人の影響力と社会的条件の関係を深く考察しています。著者は、歴史の進展が偶然ではなく、生産力や社会構造の変化によって決まることを示し、個人はその中で行動する存在...
感想・レビュー・書評
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歴史を動かすのは偉人か社会的条件か?
歴史の進展は偶然ではなく生産力や社会構造の変化によって規定され、個人はこの中でしか行動できない。偉人は歴史的条件が整っている時に限って大きな力を発揮でき、与えられた可能性の幅の中で最も効果的に方向づける。偉大な人物の登場も、「時代がそのような人物を必要としたから」現れたに過ぎない。
偉大な人間が創始者であるのは、他の人よりもよく先を見通し、他の人よりも強くものごとを望むからに他ならない。彼は社会の知的発展のそれ以前の歩みが持ち出した学問上の問題を解決する。彼は英雄であるが、彼が物事に自然の歩みを止めたり、変えたり出来る意味で英雄なのではなくて、彼の活動がこの必然的な成り行きを自覚し、これを自由に表現するものだという意味で英雄である。
広い活動分野は創始者だけに開かれるのではなく、見る目をもち、聞く耳を持ち汝の隣人を愛する心を持つすべての人に開かれる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
個人が歴史にどれほどに影響するのか?
そして、その力は何よって決まるのか?
いきすぎた個人崇拝に対して
また、そのアンチテーゼとして個人を全て排除した思想に対して
そのジンテーゼとして打ち出したプレハーノフ乾坤一擲の書。 -
読むには年齢・人生経験的に時期尚早であるだけでなく、もう少し哲学的な背景知識が必要。
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原書名:К вопросу о роли личности в истории
必然性と宿命論
自由と必然
歴史と個人
ラムプレヒトの歴史観
歴史における個人の役割
社会の発展と個人
社会条件と個人の才能
生産力と社会関係
著者:ゲオルギー・プレハーノフ(Plekhanov, Georgi? Valentinovich, 1856-1918、ロシア、社会主義運動家)
訳者:木原正雄(1918-2008、京都市、経済学) -
唯物論に基づく歴史上の人物の評価。
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2009/
2009/
プレハーノフ的な問題:呪文が作業を助け、労働が歌を作り上げるということ。叫びが律動的になるという面で、いいかえれば反射的な叫びから意識の自発的な表出としての叫び(律動的になる)に抽出されるという面で、芸術の(詩の)発生がかんがえられるという点である。
木原正雄の作品
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