kiyosiさんの感想
2008年7月24日
東大医学部の「お雇い教師」として明治日本に来たエルウィン・ベルツの日記。当時の様子が良かった(笑)西南戦争、大日本帝国憲法発布時の様子、大津事件、大隈重信暗殺未遂事件、日清戦争、そして日露戦争開戦。歴史的な事件の記述や医師、教師としての生活。結婚、子供の誕生、子供の死など私生活の記述。自らの母国ドイツに対する日本の感情や国際的な評価とか、興味深い話が多かったな(笑) 読んだきっかけは北森鴻の『なぜ絵版師に頼まなかったのか』。