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- Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003343623
作品紹介・あらすじ
日本の古代国家はどのような構造だったのか。中国・朝鮮との緊張関係は、内政にいかなる影響を及ぼしたのか。大王と国造、天皇制と官僚制、軍事と農事、租税と共同体…。推古朝から大化改新を経て律令国家の成立に至る過程に、首長制の切り口で正面から迫った本書は、今なお古代国家を論じるに避けて通れぬ必読文献である。
感想・レビュー・書評
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大学時代には絶版となっていて、なんとか入手できないものかと古書店をのぞいていたものだ。文庫化され、しかも電子書籍にもなっている。本当に嬉しい。
日本古代史を学ぶ人が最初の方で目を通したほうが良い本なのではないかと、今でもいろいろな古代史の本を読むにつけ思う。知識を詰め込んで満足しがちな中高歴史から、自分で調べて考えることが大事なんだと気づくきっかけになった。
難しかったので、サークルの先輩たちに色々解説してもらいながら友人と集まって読んだ。そういう懐かしい記憶もあり、自分にとっては特別な本である。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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