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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784003347416
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みんなの感想まとめ
登山と探検の魅力を伝える本書は、未開のアルピニズム時代における日本の山々の探求を描いています。著者は、日清戦争の時代背景を背景に、民間信仰や登山家たちの交流を通じて、当時の日本の風景や文化を鮮やかに描...
感想・レビュー・書評
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ウェストンさんの古書。アルピニズム未開時代の日本での山紀行。 民家は蚤が跳び(?)「雨乞い」がまだまだ実際に行われていた日清戦争の頃。 各地の土着信仰迷信、英国人登山家への偏見・厚遇エピソードや、嘉門次との邂逅を経て、『日本アルプス』が国内外に確立される程の影響力を持った山行記録の金字塔。また一つ山岳名書に出逢った。
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テレビ「新美の巨人たち」で放映した上高地帝国ホテルの中で女優内田有紀さんが本作品の一部を朗読した。 「谷間の空気は清く澄んで、木々の葉にはダイヤモンドのような朝露がきらめいていた。頭上高く聳える松の木の甘い香り、足の方から聞こえてくる遠い渓流のざわめき、見覚えのある高い山の頂に覗いている真っ青な小さな空ーー
もうそれだけで、生きていることがうれしくなってしまうのだ。」 第5章101ページ -
十勝連峰で停滞中にパラパラ読み始めた。
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ウェストンの著書
なんで鉱石でも水晶でもなく
たのしみで山にのぼるのか?
今はわかってもらえるかもしれないが
とうじは難しかった。 -
イギリス人宣教師ウェストンの1891年から1894年にかけての日本アルプス登山の記録.山に登るのは山岳信仰の信者と猟師たちくらいという時代で,道なき道をぐいぐい進んでいく.そんな道中が楽なはずはないのだが,何かしらのんびりした楽天的な空気が文章から漂ってくる.そこはウィンパーの本とずいぶん違うところ.この本の中の幾葉かの写真を見ていると,この旅からたった百年しか経っていないのに,その間の日本の劇的な変わり具合に唖然とする.
本文の14章までは章題がついていないので,後の便利のために書いておく.
第1章 (1891) 浅間山
第2章 槍ヶ岳(登頂失敗)
第3章 御嶽山 木曽駒ヶ岳 天竜峡下り
第4章 (1892) 乗鞍岳
第5章 槍ヶ岳
第6章 赤石岳
第7章 (1893) 針ノ木峠
第8章 立山
第9章 穂高岳
第10章 恵那山 富士山
第11章 (1894) 親不知・子不知 大蓮華岳 (白馬岳)
第12章 笠ヶ岳 中尾峠 常念岳
第13章 御嶽山
第14章 山岳信仰のシャーマニズムについて -
ぼくらは街にさまよい、今を見つめ、何を求めているのか。
必然的に何かに頼ることに慣れたぼくらは、
本質的な信仰を掲げるでもなく、真の苦悩を知らずに育った。
困難を越える勇気も、戦う気概も、何もないまま・・
そうやって、生きてきた。別に、それで、暮らせるんだから。
『ウォルターウェストンは、こよなく日本アルプスを愛した。
そして近代アルピニズムは、ここから始まったのだ。』
山に対する畏れや信仰は、これ以前から存在する。
ヤオヨロズとしての霊峰。山は、そこに意味があった。
そして、冒険的要素を付加した活動の楽しみが伝わる。
美しく、それでいて険しく困難な道を行くこと。
自然との融合、異文化との接触、自ら臨むということ。
ぼくは、ただ、超えるべきだ、と思った。超えるべきなんだ。
今は言葉にできないもどかしさが喉をかすめるけれど、
いつかきっと、求めずとも手に入れることができる価値が、
もやもやして漠然とした不安感を払拭する何かが、
ぼくにも分かるのかもしれないという・・。
取り留めのない、駄文。申し訳ないくらい。
そう大げさな読み物でもないのだけど、
ぼくの妄想力をして、こういうことを考えてしまっただけ。
なので、そんなに人には勧めません。まぁただの紀行文だから。 -
【2006年7月】穂高岳・槍ヶ岳等々、日本アルプスの美しさの魅力だけではなく、良い物も悪い物も含めて日本の原風景を伺い知ることができる一冊。山行って緑に囲まれてゆっくりしたくなる。
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日本アルプスの名付け親とされるウィンストンの、日本山岳探検記、文明開化の届いていない山里に分け入り、江戸時代のままの宗教観、因習にとらわれてる田舎に近代登山を持ち込んだ男の苦労と感動が伝わってくる。
ウェストンの作品
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