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Amazon.co.jp ・本 (283ページ) / ISBN・EAN: 9784003350140
みんなの感想まとめ
手紙を通じてベートーヴェンの創造の軌跡を辿ることができる本書は、66通の手紙が収められており、彼の人間性やユーモアを垣間見ることができます。翻訳の質が高く、ベートーヴェンの時代に合った表現が魅力的です...
感想・レビュー・書評
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上下巻合わせて66通の手紙(遺言状が手紙になるかどうかはあるけど)が収められていて、著者によるベートーヴェンの創造の軌跡を辿ったもの。
なので、まとまって書簡を読みたい!というむきにはちょっと物足りないかもしれないが、今のところ、翻訳で手軽に読めるのは本書くらいしか確認できないので、そのあたりはおすすめ。
同著者による「書簡選集」の方が、400通以上が収録されていて、この文庫版にも“詳しくはこちら“的に引用されている。
しかし、現代でもし同様な書籍が“新訳版“として世に出るとしたらどうなるかと想像したら、文がもっとフラットになるのは避けられないと感じた。
小松先生としては、本書は“かなりフラット“に訳したと思われていたかもしれないけど、自分には格調高いというか、ベートーヴェンの時代に合っていると感じる。時々難しい二字熟語が出てきて調べながら読んだけど、あまり“分かりやすい“と、なんというかリアルさが感じられない。
本書には“オヤジギャグ“も結構出てくる。なにかで、男性は年を取ってくると脳がオヤジギャグをいうように変化をしてくる、と読んだことがあるけど、ベートーヴェンはまさにこれか?上巻にはほとんど出てこないのに…。
それを読んでみると、ダジャレをいうには(ひいき目ではなく)教養が必要だということがわかる。ただ、それは特に日本人である自分には難しく、小松先生の解説があるのだけど、ギャグに解説は不毛…。わかるのもあるので、読みながらベートーヴェンにツッコミが入れられる楽しさもある。
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【書籍】
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ベートーヴェン後期の傑作について。
ピアノソナタ28〜32、ミサ・ソレニムス、第九交響曲、弦楽四重奏13〜16番など。
ミサ・ソレニムスの重要性がよくわかる。
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