音楽と音楽家 (岩波文庫 青 502-1)

著者 :
制作 : 吉田 秀和 
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本棚登録 : 182
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003350218

感想・レビュー・書評

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  • パートナーの大学院時代の専門がシューマンだったから読んだ。

  • *図書館の所蔵状況はこちらから確認できます*
    http://opac.lib.kitami-it.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB20088146&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

  • 愛に満ちた音楽批評。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003350219
    ── シューマン/吉田 秀和・訳《音楽と音楽家 19580725 岩波文庫》

  • 当時の音楽が当時どのように評価されていたのか、興味深く読むことができる。ショパン、リスト、ブラームス…

    それだけでなく、個人的には、音楽の演奏・教育のヒントもちりばめられていると思った。

  • クラシックを聴きながら優雅に読んでみた(普段聴かね~のに)。作曲家シューマンが音楽評論家としてベートーベン、ショパン、メンデルスゾーン、シューベルトなどの作曲家を賞賛を交え論じている。リストの演奏会でシューマンが来ているのを知り急遽演目をシューマンの謝肉祭に変更したりと様々なエピソードも描かれている。ただし、自分が音楽に詳しくないが為に理解するのが難しい部分もある。終盤の『音楽の座右銘』の項はとても読みごたえがあった。ー恐らく、天才を完全に理解するのは天才だけだろうー。この本読んでるとそんな気がする。

  • 大学生協。イマイチ乗らない…積読します。

  • シューマンって本当に純粋に己の音楽に素直だったんだなぁと読んでて思った。シューベルトやショパンを絶賛しているあたりが、彼の人間くささを感じることができてほほえましかった。
    人の心の深奥に光をさしこむのが芸術家の道、らしい。芸術家でありたい。

  • (2010.09.13読了)(2010.09.09借入)
    「シューマンの指」奥泉光著、を読んだついでに、シューマン自身が書いた著作が文庫で出ていることがわかったので、図書館から借りてきて読んでみました。
    シューマン作曲の音楽は、CDで幾つか聴きました。比較的聴き易いとは思いますが、この音の並びはシューマンという特徴を捕まえるまではいきません。
    モーツァルトとかマーラーとかだと、わりと分かりやすいのですが。

    この本で出てくる音楽家たちの生没年を一覧であげておきます。
    バッハ【Johann Sebastian Bach】(1685-1750)
    モーツァルト【Wolfgang Amadeus Mozart】(1756-1791)
    ベートーベン【Ludwig van Beethoven】(1770-1827)
    シューベルト【Franz Peter Schubert】(1797-1828)
    ベルリオーズ【Louis-Hector Berlioz】(1803-1869)
    メンデルスゾーン【Felix Mendelssohn】(1809-1847)
    ショパン【Frederic Francois Chopin】(1810-1849)
    シューマン【Robert Alexander Schumann】(1810-1856)
    リスト【Franz Liszt】(1811-1886)

    ベートーベンやシューベルトは、シューマンが17歳、18歳ごろに亡くなっています。
    ベルリオーズは、7年先輩になるけど、メンデルスゾーンやショパン、リストなどは、シューマンとほとんど同じぐらいの生まれです。
    バッハ、モーツァルト、ベートーベンは、評価の定まった人として扱い、ベルリオーズ、メンデルスゾーン、ショパン、リスト、等を現在活躍中の優れた音楽家という形で評価しています。僕の知らない、音楽家たちに関しては、頭に残りませんでしたので、ご容赦ください。

    この本は、1834年から1844年のほぼ10年の間に、「音楽新報」に掲載された論文をまとめたものということです。

    ●音楽の力(39頁)
    音楽は絵画と違って集団の中にいるときが一番よく味われる芸術であるから、僕らを幾千と束にして一挙にとらえて、人生の海原の空高く引き上げる。これが音楽に、老若を問わず様々の心情に同じ力で働きかけて、最高の芸術と尊ばれる作品のある所以である。
    ●シューベルト(53頁)
    フランツ・シューベルトは幻想の豊かな画家で、その絵筆は太陽の輝きと月の光を満喫していたから、ベートーヴェンの9つのミューズに10番目のミューズを加えることもできたろう。
    ●メンデルスゾーン(54頁)
    メンデルスゾーンは創造的であるとともに、思弁においても優れた芸術家である。
    彼は交響曲の理念を、より小規模なものに圧縮して作った、演奏会用序曲によって、当代の器楽作家の第一人者となった。
    ●ベルリオーズ(69頁)
    ベルリオーズは、オーケストラにかけては生まれながらの名人であるから、オーケストラの個々のパートや全体に対する注文が、ベートーヴェンよりも、ほかの誰よりも、遥に大きいことはいうまでもない。しかし、彼が各パートの演奏家に熱望しているのは、今までよりもなお一層機械的な技能を磨くことではなくて、共感と研究と愛である。
    ●シューベルト(84頁)
    シューベルトの独創性は、多分器楽曲よりも歌曲の方に、一層よく発揮されているのだろうと思うが、僕らは彼の器楽曲をも、純粋に音楽的で、かつそれ自身で独立したものとして、歌曲に劣らず高く評価している。ことにピアノの作家としての彼は、ほかの作曲家はもちろん、ベートーヴェンをさえ凌駕している。
    ●ショパン(124頁)
    ショパンの書いたものは、始めから七八小節も聞くと、思わず「ショパンの曲だ!」と大声で言いたくなるような曲に決まっている。
    ●シューベルトとメンデルスゾーン(180頁)
    シューベルトの曲は、野性的なジプシー民族の生活を偲ばせるのに対して、メンデルスゾーンの曲は、僕らをイタリアの明るい空の下へ移すという違いがある。
    (2010年9月16日・記)

  • 購入済み

    内容紹介
    シューマンは「春の交響曲」や「子供の情景」などの曲で親しまれるドイツ初期ローマン派の作曲家であるが、またすぐれた音楽評論家でもあった。本書はその論文の大半を収めたもので、ショパン、ベルリオーズ、シューベルト、ベートーヴェン、ブラームスなど多数の音楽家を論じ、ドイツ音楽の伝統を理解する上に貴重な読物である。

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