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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784003356616
みんなの感想まとめ
漫画の歴史を深く掘り下げる本作は、幕末から昭和初期までの風刺画や漫画を通じて、当時の世相や文化を鮮やかに描き出しています。著者は、漫画の源流をカートゥーンとして位置づけ、その独自の視点から時代ごとの変...
感想・レビュー・書評
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「現代的意味の「漫画」という言葉の創造者は今泉一瓢なのである」(82p)と書いて、明治28年(1895)『一瓢漫画集初編』がその嚆矢と指摘している。だとすると、現代は「漫画誕生」123年だ。しかし、その一方で私は漫画の歴史の大々的な展示会を観たことがない。漫画研究家の第一人者の清水翁にお願いです。貴方のコレクションの散逸を防ぐためにも、一度大々的なコレクション展をして欲しい。京都国際マンガミュージアムの力を借りれば、特にマンガを国際的に売り出そうとしている政府の力を借りれば、容易に出来そうな気がする。この本は労作なのだが、惜しむらくは、図画が全て小さいのだ。ほとんどがカラーでもない。漫画は、その発生から大判の雑誌や新聞に載ることを目的に書かれた。その大きさがないと本来の表現にならないと思う。
解説はこの本のモノを援用してもいいし、たくさんのお弟子さんに任せてもいい。是非実現してください。
私は中学の自由研究で、漫画の歴史を論文(作文)に書いたことがある。ところが、絵巻に始まり江戸期浮世絵までたどり着いて、そのあとめんどくなっていい加減に終わらせたのが、生涯の悔いになっている。この本は正に私の論文の続編である(笑)。こんな歴史を読みたかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっとマニアックかもしれませんが、この本は幕末から昭和初期までの世相風俗を当時の風刺画から見ていこうという一風変わった本です。この本には歴史の教科書で誰もは一度は見たおなじみのものから、一風変わったものまで幅広いジャンルの漫画・風刺画が収録されています。月曜会での課題本では明治・大正期の骨のある文学作品が多いですが、この本で当時の世相を理解しておくと読書をもっと楽しめること間違いなしです。私たちの頭の中にある歴史の知識を肌感覚でわかるように再構築してくれるとても珍しい本です。学生の時に歴史の資料集を読みふけってしまった経験のあるかた必見です。
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漫画をカートゥーン(一コマ、ないし数コマの漫画)とコミック(ストーリー漫画)に分け、カートゥーンを現代漫画の源流とし、その原点として幕末から昭和中期までの一コマ漫画(風刺画)を紹介した本。風刺画の性質上、時代時代の空気を色濃く反映していて、こうやって時代を追ってみてると一種の歴史の追体験をしているように感じた。今ある漫画文化というのは芳醇に見えて実は表現としては多くの物を切り落としてしまった画一化された文化なのかもしれない。あるいはオタクによって簒奪された表現方法なのか。
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一枚一枚の絵はとても味があって観ていて楽しい。その時代時代の世相が鮮烈に画かれている。
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漫画といっても、一コマ(一枚絵)漫画のこと。とってもおもしろかった。
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