ロバート・キャパ写真集 (岩波文庫)

制作 : ICPロバート・キャパ・アーカイブ 
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本棚登録 : 68
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003358016

作品紹介・あらすじ

スペイン内戦、ノルマンディー上陸作戦、パリ解放、そして最期の日を迎えたインドシナ-。"世界最高の戦争写真家"ロバート・キャパ(一九一三‐五四)が撮影した約七万点のネガから、"戦いの中の光景"を中心に、二三六点を精選して収録。

感想・レビュー・書評

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  • 「遂に出た!」と言いたい、伝説のフォトジャーナリスト、ロバート・キャパ(1913~54年)のコンパクトな写真集である。(これまでは大型本しかなかった)
    本書に収録されているのは、キャパが20年間に撮影した約7万点のネガから精選された236点で、キャパの名を不動のものにしたスペイン内戦コルドバ戦線の「共和国派民兵の死(崩れ落ちる兵士)」(1936年)、第二次世界大戦ノルマンディー上陸作戦の「上陸するアメリカ軍部隊(第一波攻撃)」(1944年)をはじめ、スペイン内戦、第二次世界大戦、日本の中国侵攻、イスラエル独立戦争、インドシナにおけるフランスの戦争、更に、戦場以外の、1930年代のフランス、1947年のスタインベックとのソ連旅行、1948~50年のイスラエル、ヘミングウェイ、ピカソ、マティス、イングリッド・バーグマンらの肖像写真などである。
    私はキャパに強く惹かれる一人であるが、その理由は、一つに、私は戦場や紛争地の現実を写真という媒体で世界に広く知らしめるフォトジャーナリズムに関心があり(沢田教一、山本美香、佐藤和孝、長倉洋海、石川文洋ら多数の著書を読んできた)、その手法への一般の認識を高めるためにキャパが大きな役割を果たしたこと、一つに、私の最も好きな書き手のひとりである沢木耕太郎がキャパに強い共感を寄せていること(『キャパの十字架』、『キャパへの追走』も読んだ)、そして、キャパ当人の人生が劇的でありながら、とても人間臭いものであること(半自伝『ちょっとピンぼけ』に詳しい)によるのだが、様々な意味で魅力に溢れたキャパの作品集が、所蔵しやすいサイズで出版されたのは、何とも嬉しい。
    帯にも記載されているが、「世界最高の戦争写真家の思い出に」手元に置きたい一冊である。
    (2017年12月了)

  • 文庫版かぁ、、、

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    スペイン内戦,ノルマンディー上陸作戦,最期の日を迎えたインドシナ――.世界で最も偉大な報道写真家ロバート・キャパが撮影した約七万点のネガから,戦下の光景のみならず,デビュー作〈トロツキーの講演〉や,ヘミングウェイ,ピカソ,イングリッド・バーグマンなどのポートレートまで,約230点を精選.(序言= ICP館長マーク・ルベル,解説= ICP学芸員シンシア・ヤング)
    https://www.iwanami.co.jp/book/b330648.html

  • このサイズで見れるのが嬉しかった。解説も端的でわかりやすく、簡単な地図もあるので把握しやすかった。

  • 「写真から何を読み取るか」はその人の感性によるところが多いのだろう。
    時には文字以上のものを語ってくれる…。
    文字が色褪せないように写真もまた色褪せない。

  • ロバート・キャパ撮影の写真を236点収録した文庫写真集。年代とテーマ別にまとめられていて最低限の解説文も添えられている。名作写真を気軽に手に見ることができるのは有難い。‬

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