形而上学〈上〉 (岩波文庫)

制作 : 出 隆 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 471
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (419ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003360439

作品紹介・あらすじ

哲学のもっとも根本的な問題の探求をめぐるアリストテレス(前384‐322)の一群の論文を集録した書。千数百年にわたって西洋の世界観に決定的な影響を与えたばかりでなく、西洋哲学の多くの基本概念を生み出した著作で、ここに示される問題分析の態度や発展流動する弁証法的思考方法は永久に研究者の模範となるものである。

感想・レビュー・書評

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  • 翻訳の限界か、訳語のゆらぎが大きく論旨を追うのが難しい。参考資料として手元においておき、別途入門書を紐解くのが吉。

  • オフィス樋口Booksの記事と重複しています。記事のアドレスは次の通りです。
    http://books-officehiguchi.com/archives/4095786.html

    アリストテレス『形而上学』(上)の最初の一文は、「すべての人間は、うまれつき、知ることを欲する。」で始まる。
    トリビアの泉を見ていた人でこの一文を思い出した人はいるかもしれない。

    文庫本の訳書であるが、専門用語が多く出ているので初学者には難しいと感じるかもしれない。繰り返し読むか、関連するアリストテレスの本を読んで知識の幅を広げたい。

  • レヴュは下巻にて

  • 第一巻 第一章

  • 基本的には存在とは何かという問題を考察したアリストテレスの論文集だと思う。巻一は「四原因説」(質料因・形相因・始動因・目的因)からギリシア思想を分析している。巻二は問題提起、原因が無限ではないことを指摘し、研究対象に応じて研究方法が異なることを述べる。巻三は、哲学難問集、いわゆる「普遍」の問題(存在するものは個物か普遍か)など15の難問が提起されている。巻四は論理法則、とくに矛盾律や排中律を根拠とすべきことを述べる。巻五は哲学用語辞典、原理(アルケー)、自然(フィシス)、能力(ディナミス)、種・類(ゲノス)など30の概念を解説している。巻六は原因や原理と付帯的(偶有)との区別などが述べられている。巻七は「実体」と本質・普遍・類・基体などの関係、プラトンのイデア論の批判など。巻八は形相と質料の関係である。全編、言葉の意味の追究も細密であり、アリストテレスの思考の細やかさや現実に密着し、極端に走らない柔軟さにふれることができる。比喩もよくでてくるので、カントなどよりは読みやすい。個の定義不能性と実存主義や、プロタゴラスの人間尺度説(相対主義)の批判など、現代にもつながる問題を考えさせられる。アリストテレスのバックボーンは生物学といわれているが、形而上学でも生きて動いている自然を把握しようとしているようにみえ、エコロジーや産業主義の反省からも読まれてよいし、こう読めば刺激的だと思う。

  • なんとか上巻だけ読んでみたが、私の頭では理解できなかった。入門書や解説書などを読んでから、この本に挑戦したほうが良かったのだろうか。
    話は変わるが、これを読むと、どれだけソクラテスの説明が上手いかを実感できる。

  • ぼくらの頭脳の鍛え方
    書斎の本棚から百冊(立花隆選)53
    哲学
    誰でもこれくらいは手に取るべき。

  • 手元に入門書などを置きながら読むのが良いかもしれない.
    哲学専攻でない自分が読み解くには長く,話がよくわからなかった.

  • 291夜

  • 存在とは何か。「ある」とはどういうことか。

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