物の本質について (岩波文庫 青 605-1)

制作 : 樋口 勝彦 
  • 岩波書店 (1961年8月25日発売)
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  • レビュー :7
  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003360514

物の本質について (岩波文庫 青 605-1)の感想・レビュー・書評

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  • 叙事詩の形式にのっとり、エピクロス派の自然学を語った書。宇宙の神羅万象が、原子論に基づき唯物論的に説明される。
    この本が語るところによれば、物体だけでなく音や光、熱、果ては神々や霊魂にいたるまで、ありとあらゆる物理的存在は原子でできているという。これは現代人から見れば間違っているが、それでも現象をよく観察し、事実と矛盾しない説明をしようという姿勢は常に感じられる。「軽い物より重い物のほうが速く落下するのは、空気の抵抗のせい」とか、「火が上へ昇るのは、木が水に浮くのと同じ原理」など、当時の科学の水準を考えれば慧眼と思える記述も見受けられる。
    さらには、どこか現代の宇宙論を想い起させるような、宇宙創成のストーリーさえ描いて見せている。このような、およそ日常感覚とはかけ離れた理論を考えた人が二千年以上前にもいたのだと思うと、感慨深いものがある。
    訳文はやや古めかしいが、それほど読みづらくはない。

  • エピクロスの哲学を詩として伝えていると言われるルクレティウスの著作。ベルクソンは、エピクロスはアマチュアだが、ルクレティウスは哲学者だといった。
    原子とシミュラクルの概念を用いて、神話的なものは信じるに足りるものではないということを示す。自然への目配せが行き届いており面白い。

  • 中々難しいが、古代人の考え方が分かる。

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  • 原子と空虚のくだりが面白い。

  • 2013年8月2日に、高田馬場の芳林堂書店で購入しました。
    (2013年8月4日)

  • test

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