- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003361429
感想・レビュー・書評
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257頁まで読み進めて突然「出た〜!」
『人間は一本の葦にすぎない。自然のうちでもっともか弱いもの、しかしそれは考える葦だ。』からの続きが読める。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
天才パスカルの書著。書著というよりもメモを集めたもの。
後半はほとんどキリスト教礼賛。
人間は考える葦という有名な言葉よりも、「どうしてびっこに会っても腹を立てないのに、精神のびっこに会うと腹を立てるのか(原著ママ)」とか「宇宙のこの片隅にあたかも迷い込んだかのように、誰によってここに置かれたのか、何をしにやってきたのか、死んだらどうなるかを知らず、要するに何も知ることができないでいるのを眺めると、私は身の毛もよだつ思いに襲われる」と言ったパスカルが考えが響いた。 -
ついにパンセが岩波文庫に。というわけでまずは上巻。
短ければ一言、長くても数ページの断片の集まりなので、まとまりはない。それでも読み進めていくと、パスカルの思想がおぼろげながらに見えてくる。ようなそうでないような。
面白いのは、形而上学的な神の存在証明を明確に拒否していること。そういうアプローチもあるのかと目からウロコ。 -
■青614-2
■体裁=文庫判・並製
■定価(本体 1,140円 + 税)
■2015年8月18日
■ISBN 978-4-00-336142-9
「人間は一本の葦にすぎない.自然のうちで最もか弱いもの,しかしそれは考える葦だ」綺羅星のようなフレーズがちりばめられたパスカル(1623―1662)の『パンセ』.早世した天才が書き残した草稿から成る遺稿集,モラリスト文学,キリスト教護教論…….謎に満ちた〈テクスト〉のありうべき姿を提示することを期した日本語版.(全3冊) -
中巻、下巻は買いません。( ー`дー´)キリッ