知性改善論 (岩波文庫 青 615-3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003361535

感想・レビュー・書評

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  • 知性改善論
    (和書)2008年10月12日 11:12
    2000 岩波書店 スピノザ, 畠中 尚志


    はじめの方に書いてある最高の幸福についてにスピノザの姿勢が表れているように感じました。
    原因・結果・無限等、知性を読み解くキーワードが盛りだくさんで短い本でしたがとても満足できました。オススメです。

  • スピノザの未完の著作。説かれていることを読み解くのは容易ではないですね。

  • 未完ではあるけれどエチカと同じくスピノザらしいテキスト。日本的な生活をしているとスピノザの世界観は割にしっくりくるように思う。

  • 最優先図書。

著者プロフィール

1632年11月24日オランダ、アムステルダムのユダヤ人居住区で商人の家に生まれる。両親の家系はイベリア半島でキリスト教へ改宗したユダヤ人(マラーノと呼ばれる)で、オランダに移住し、ユダヤ教の信仰生活を回復していた。ヘブライ語名バルッフ(Baruch)、ポルトガル語名ベント(Bento)、のちにラテン語名ベネディクトゥス(Benedictus)を用いた。ユダヤ教会内で早くから俊才として注目されたとも伝えられるが、1656年7月27日、23歳のときに破門を受ける。友人・弟子のサークルとつながりを保ちながら、ライデン近郊ラインスブルフ、ハーグ近郊フォールブルフを経て、ハーグに移る。1677年2月21日ハーグで歿す。同年、「エチカ」を含む『遺稿集』が刊行される。他の著作は「デカルトの哲学原理」、「神学・政治論」、「知性改善論」(未完)、「政治論」(未完)、「神、人間とそのさいわいについての短論文」、往復書簡集ほか。

「2018年 『スピノザ エチカ抄 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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