ラモーの甥 (岩波文庫)

  • 岩波書店 (1964年7月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784003362433

みんなの感想まとめ

シニカルな視点から旧体制のフランス社会を鋭く批判する本作では、大作曲家ラモーの甥が登場し、体制からはみ出しながらもその体制に寄生する偽悪者として描かれています。哲学者との対話を通じて、彼の横着な態度や...

感想・レビュー・書評

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  • 佐伯啓思西欧近代を問い直すから

  • 才能のある有名人の甥であることの大変さ。仏の音楽家ラモーの甥がやはり音楽家でありながら、風来坊として哲学者(著者ディドロ)との対話で話が進みます。ドストエフスキーが参考にした本ということで、やはりかなり理屈っぽい議論が進みます。確かに『地下生活者の手記』あるいは『未青年』を思わせるような部分があります。その中で「甥」の深層心理が明らかになっていく。少し難しかったです。

  • 大作曲家ラモーの実在の甥を,体制からはみ出しながら体制に寄食するシニックな偽悪者として登場させ,哲学者である「私」との対話を通して旧体制のフランス社会を痛烈に批判する.

  • 真実と現実の罠を暴く

  • 「横着な顔つきをしてるよりは、実際に横着者であるほうがいい」

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