純粋理性批判 (上) (岩波文庫)

  • 岩波書店 (1961年8月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (372ページ) / ISBN・EAN: 9784003362532

みんなの感想まとめ

人間の認識の限界や理性の役割について深く考察されている本作は、物事をありのままに捉えることができないという視点から始まります。著者は、認識の枠組みを理性や悟性、感性に求める一方で、神秘的な事柄や神の存...

感想・レビュー・書評

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  • なんとか上巻を読み終えたが、カント哲学の解説書から得たもの以上の事を自らこの書物の中から引き摺り出せる程に理解はできなかった。
    もっと時間をかけて深く深く読み込まないと何も得られないのだろう

  • 人間は、時間、空間、数、大きさといったような概念を
    みずから持っていて、
    それにあてはまるものを認識している。
    つまり、物それ自体をありのままに見たり
    認識したりしているわけではない。
    だから、人間の認識を可能にしている
    理性・悟性・感性にはおのずと限界がある。

    著者は、人間には世界にあるいっさいのものを
    認識する能力はない、と言う。
    人間の認識能力を超えているものを
    見るということはありえないと。
    だからといって、彼は神秘的な事柄など
    存在しえないとしたわけでもない。
    彼は神の存在や神秘的な事柄がある
    ということを充分に示唆もした。
    ただ、それは人間の知性では把握できないだろうと。

    そんな感じで受け取りましたが、さて。(・ω・)

  • カントの三大批判書の始まりの書。

    私の密かに尊敬してる人が「カントを経ずに哲学はできない」というようなことを言っていたので、手に取ってみた。

    思考の枠組みとして存在する純粋理性を想定してるが、私的には経験から形作られていくのではないかと思い、ずっともやもやしながら読んでいた。

    ChatGPTによれば、経験から獲得するための枠組みとして純粋理性があるということで、なるほどなーと思った。(これで哲学書を読むにあたって、ChatGPTがめっちゃ頼りになる存在だと気づいた。)

    ライプニッツの単子論批判も展開されている。

    煙の重さについて書いている一節があり、ポールオースターを思い出した。案外ここから来てるのか。



  • 視点の転換を提唱するコペルニクス的転回は有名ですね

    対象(客観的世界)のあるがままの姿をひとが認識するのではなく、ある枠組みにしたがって対象を構成することで認識する

    つまり私たちは対象物を枠組みのなかでしかとらえることしか出来ず、私たちは世界を構成することでしか世界を認識できないってことです
    物自体ではなくあくまで現象の認識なんだって考えると理性の限界ってやはりあるんだろうか 理論の限界って認めざるを得ないとすればそれは思考の放棄なんじゃないか

  • ●2026年5月2日、メルカリで「ツァラトゥストラはこう言った」を購入させていただいた出品者の「趣味の本屋」さんがトップ画像にしてた本2冊のうち1冊。

    Yahoo知恵袋で解決した。
    2冊並んでいて、2冊とも「銀河鉄道の夜」。
    左:新潮文庫の新編
    右:岩波文庫のブルカニロ博士編
    とのこと。あの不鮮明な画像で特定できる人がいるなんてアンビリーバボー(笑)

    Yahoo知恵袋の回答者さんのコメント:
    「そうです。ブルカニロ博士という登場人物がでてきます。
    現在、新潮文庫その他は、筑摩書房の全集にもとづく編集でブルカニロ博士に関する部分を全カットした編集が主流なのですが、岩波は独自の編集を継承しています。まだ未読でしたら、読み比べるとかなり雰囲気が違っていて面白いと思います。
    ちなみに、詩人で賢治研究家である谷川徹三氏(谷川俊太郎の父)が編集された岩波文庫のほうがわたしは好きですね。」

    → というわけで、画像からタイトルは解決できたけど、試しにジェミニにもִֶ同じく不鮮明な画像を送ってみたら、まちがえて答えられた。そのときの答えの2冊が、「(左)純粋理性批判/カント」と「(右)眠られぬ夜のために/ヒルティ」だったから、それもついでにチェックした。

  • 純粋理性批判上
    全体的には理性の間違った認識を批判していて
    共には経験的なものが根っこにあり
    アプリオリなものは少ない
    そして時間が出てきて
    時間は連続していてその他も連続していて
    それからあらゆる空間的なものまで連続的な方法で理解できる
    理性を悟性などの除去後批判する純粋理性批判

  • カントによる『純粋理性批判』の3分冊の第1冊。感性と悟性の関係を解き明かし、悟性の限界と感性への適用を解説する。実体と不可能な実体の違いを悟性との関係から明らかに線引きしつつ、悟性が陥るジレンマも解説する。

  • 一読目の理解として。

    ・いかなり対象であっても、その「考える」うえでは、何らかの具体の対象物が必要であり、その対象物は、経験および経験から得られるイメージに助けを借りずには描けないので、「経験」の範囲内においてしかヒトは考えることはできない。

    ・一方で、「経験」なしに考えることができるのは、「形式」についてだけである。が、この「形式」も、そこから推論をするにも、現実(実在物)を借りねばならない。

    ・結果的には「経験」なしには、「論理の構築すらできない」であろう。

    という理解でした。

    顕教・密教の違いなど、経験の重要性を意識する今日このごろ、なんとなくカントのいわんとすることは分かりました。

    とはいえ、まだ上巻なので、これから中・下と読み進めます。

  • 大学の哲学の授業で読んだけれど、きっと1人だと挫折していた。この本から派生する先生の話が好きだった。

  • 純粋理性批判 上 岩波文庫 青 625-3
    (和書)2011年08月05日 16:02
    1961 岩波書店 カント, Immanuel Kant, 篠田 英雄


    柄谷行人さんの本を読んでいたら「視霊者の夢」と「純粋理性批判」について面白いことが書いてあったので、2回目の再読をしてみました。

    あまりカントさんの本を難しく捉えては駄目だなって感じました。読んでいる内に、吟味として役に立てることができるように読んでいこうと思います。

    次は中巻です。

  • 生きるための古典

  • 『啓蒙とは何か』でカントは、人が未成年の状態から抜け出すには自らの理性を行使しなければならないという趣旨のことを言っていたけれど、その『理性』についてが理解できなかったら一生私は未成年のままでしょうか( ;∀;)ア・プリオリに存在するものと経験的に存在するものについて/時間について/論理学についてと悟性概念についてその原則と行使について。何かいながらも、とりあえず大量に付箋貼りながら読んで、要約書いて(それでも結構長くなった)、なんとか趣旨がわかったようには思う。あと中巻下巻があるから、道のりは長いなー。

  • 暇過ぎたら読んでみればいいんじゃねぇのとか思う程度だった。
    所詮は机上の話で、唯の文字情報に固定された”一つの世界”の話。
    ああ、でも”学問”として学ぶには良い本か。

  • 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
    書斎の本棚から百冊(佐藤優選)5
    宗教・哲学についての知識で、人間の本質を探究する
    …カント的世界観が、現在も圧倒的多数の人々の常識を形成しているので、…目を通しておく意味がある

  • 西洋の思考機械。。。
    最後まで読むのはいつの日か。

  • もう一度読みたい。

  • 中島敦を見習え to 翻訳者 Part 2

    形而上学批判。
    そんなもんわかるかーボケー!という逆ギレを嫌みったらしく書いたらこうなる。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    イギリスの哲学者ヒュームの示唆をうけて、先験的観念論をうちたてた『純粋理性批判』は、『実践理性批判』『判断力批判』とならぶ、カント(一七二四‐一八〇四)三大批判書の一つで、これら「批判哲学」の基礎に相当する、著者の理論の代表的労作である。
    目次
    緒言
    Ⅰ 先験的原理論
     第一部門 先験的感性論
      空間について
      時間について
     第二部門 先験的論理学
      緒言 先験的論理学の構想
      第一部 先験的分析論
       第一篇 概念の分析論
       第二篇 原則の分析論(判断力の先験的理説)

  • なんでこのオッサンこんなややこく言うんだろう。
    でも節々がかっけー!

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著者プロフィール

1724-1804年。ドイツの哲学者。主な著書に、本書(1795年)のほか、『純粋理性批判』(1781年)、『実践理性批判』(1788年)、『判断力批判』(1790年)ほか。

「2022年 『永遠の平和のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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