純粋理性批判 下 (岩波文庫 青 625-5)

著者 : カント
制作 : Immanuel Kant  篠田 英雄 
  • 岩波書店 (1962年7月16日発売)
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  • 本棚登録 :295
  • レビュー :11
  • Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003362556

作品紹介

カント自身、哲学における「コペルニクス的展開」だと述べた本書は、近代哲学全体にはかりしれぬ影響を与え、その後に生まれたあらゆる哲学の豊富な源泉となった哲学史上不朽の著作。本巻には、先験的方法論の全体を含み、綿密詳細な索引を付す。

純粋理性批判 下 (岩波文庫 青 625-5)の感想・レビュー・書評

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  • 日曜に上中下巻を通読したが、何にも心に残らなかった。西洋哲学が東洋哲学とここまで根本的に異なるとは思わなんだ。びっくり。カントのことなんて高校生の頃に社会科の教科書で読んだ程度だから確かに下地となる知識は不足しているし、理解も出来ていないのだろうが、目指すものが全く違うのが分かった。なんとなくだけれど、西洋文明のやり方だけでは行き詰まりが来るんじゃないかなぁ。自分は東洋哲学のほうが好き。

  • 【資料ID】149682
    【分類】134.3/Ka59/2
    哲学・宗教のコーナーに並んでいます。

  • 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
    書斎の本棚から百冊(佐藤優選)5
    宗教・哲学についての知識で、人間の本質を探究する
    …カント的世界観が、現在も圧倒的多数の人々の常識を形成しているので、…目を通しておく意味がある

  • 最終的には

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    カント自身、哲学における「コペルニクス的展開」だと述べた本書は、近代哲学全体にはかりしれぬ影響を与え、その後に生まれたあらゆる哲学の豊富な源泉となった哲学史上不朽の著作。本巻には、先験的方法論の全体を含み、綿密詳細な索引を付す。
    目次
    Ⅱ 先験的方法論
     緒言
     第一章 純粋理性の訓練
      独断的使用における純粋理性の訓練
      論争的使用に関する純粋理性の訓練
      仮説に関する純粋理性の訓練
      理性の証明に関する純粋理性の訓練
     第二章 純粋理性の規準
      我々の理性の純粋使用の究極目的について
      純粋理性の究極目的の規定根拠としての最高善の理想について
      臆見、知識および信について
     第三章 純粋理性の建築術
     第四章 純粋理性の歴史

  • 認識を広げるのは経験、

    経験は視野拡張と圧倒的感動によって培われると感じる。

    経験、つまり感性の領域外に出る意志を理性によって持つ事。

    「哲学者は概念に従う道をとるし、数学者は直観に従う道をとってアプリオリに概念に適合せしめる」

    「論理的には明確になり、またいっそうよく整頓されるだろうが、増大したり付加されることはない」

    「どうしても手におえないかたくなな迷妄が発生した場合、抵抗によって理性を少なくとも当惑さえ、理性の向こう見ずな主張に多少なりとも疑をさせ挟む必要がある」

    「哲学はオルガノンとして認識の拡張に役立つのではなくて、訓練として理性の限界を規定するのに役立ち、また真理を発見するのではなくて、誤解を防止するという控えめな功績をもつ」

    「感性的にのみ規定される意志は単なる動物的意志。これに対して感性的衝動に関わりなく、理性の指示する動因によってのみ規定される意志は自由意志と呼ばれる。後者は全て実践的」

    「模写の能力は決して生産能力ではない。換言すれば彼の認識は彼自身の理性から生じたものではない。その認識は客観的には確かに理性認識であったにせよしかし主観的にはやはり歴史的認識」

    「我々が経験から得てくるところのものは、外観或いは、内観の対象を我々に与えるに必要なものだけ。」

    「感覚論者達は感官の対象のうちにのみ現実性が宿っている、諸他一切のものは虚構であるとし、これに対して知性論者は、感官のうちには虚妄しかなく、悟性だけが真実なものであるとした」

    「感性の受容性は総合の自発性と結合してのみ、認識を可能ならしめる」

    「感性は我々に直観の形式を与えるが、悟性は規則を与える」

    「対象の認識が知覚から産出されるのは構想力のほしいままによる活動か、さもなければ経験を介するか、二つのうちのいずれかである」

    「将来、あらゆる認識を産出し結合する生活は、経験という土地において集められる新しい知識に事欠くことはあるまい」

  • 2009年12月5日購入

  • 最後にカントが辿り着く地平に、こちらも共に着いてみると、私は思わず泣けてしまいました… カントがどれほど人間を愛おしく思い、なおかつ謙虚な信仰の徒であったか、それゆえ生じたアンビバレンツさと揺らぎの深さを誠実真摯に昇華するため、この本は書かれたのだと思います。彼が提示する【ザイン】はほとんど霊的な啓示です。どうか最後まで読んでください。陳腐な表現ですが、私にとっては文字通りの「感動巨篇」なのでした…

  • obtnd

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