ツァラトゥストラはこう言った 上 (岩波文庫 青 639-2)
- 岩波書店 (1967年4月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003363928
感想・レビュー・書評
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「読書力」の35ページにある本…
法政大学第一中・高等学校で岩井歩教諭が実践した、定期テストに読書問題を取り入れた実践。
22冊目…高3の定期テストに
斎藤孝さん、大絶賛の本
でも…私には、何を言わんとしているのか、さっぱりわかりません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんだっけースカイ…?なんとかって映画思い出した!
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まさに劇場型哲学。それはやはり彼の出発が『悲劇』だからなのだろう。賛否関わらず、読むとテンションが上がるのは間違いない。
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面白かった、と言うのが癪に障る一品であった……。
最後まで興味深く読めたんだけど、もうとにかくあれもだめこれもだめで、ちょろーっと「そうだよねあれだめだよねわかるわかる!」とか思って親近感持った瞬間に「いやお前もだめだから」って言われて突き放される、みたいなそんな感じだった。でも面白かった……くそっ。
上巻は没落の始まりと二度目の下山から帰るまで。主に超人への憧憬。永劫回帰は下巻から。 -
NHKの「100分で名著」を見てから、ずっと読んでみたいと思ってたよ~~~(*´ω`*)
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「強い思想」はまさにここにある。
既存の価値観である神の存在を否定、そこから生じる善悪の揺らぎ・・・。
意義を失った人間社会をニーチェは「ただあるがままに受け入れて生きよ」と説く。
永劫回帰の思想はまさに狂気。一体どうやったらあんな考えに取り憑かれるんだろうね。
箴言も良いものが多いな~
「深遠の淵を覗き込むものは充分に注意しなければならない。何故なら見つめるにつれ深遠もこちらを覗き込んでくるのだから」
ともかく絶対的な神の価値観が支配していた19世紀に「神?wそんなもんとっくに死んだんだよバーカwww」と言えたニーチェは怪物 -
意味が不明。
でもすごい感じだけは伝わってくる。
カラマーゾフと同じくらいの気迫。 -
ニーチェ(1844-1900)。ツァラトゥストラという主人公を中心に、自分の哲学を説いていくスタイル。(上)は神の否定とニヒリズム、ルサンチマンが主。ただ、手放しに否定したりニヒリズムに尽きているわけでは全くない。
・大地に忠実であれ。・燃え尽きること。・最初から多くの徳を持とうとしないこと。・神でなく目標を定めるのは人間。・共に創造してくれるものを求めること。・感覚も精神も道具であり、その背後には「おのれ」がいる←それが自己の支配者。・自分の徳について語ることを恥じることはない。・苦しんだことは徳となる。・血は精神。・孤独は1×1だが長い間だと、2になってくる。・評価によってはじめて価値が生じる。・多数者の利益の中に、自分の利益を求めようとするものは、「わたし」を没落させる。・敵に恥ずかしい思いをさせるより、むしろ怒ったほうがいい。子供を望む前に、あなた自身が身体も魂もしっかり築かれていなければならない。・無意義な世の中だからこそ、価値を新たに定め、戦う創造者となれ(自分の生、存在に奉仕する)。復讐心からの解放は最高の希望。人間は平等ではなく、多くの戦いと不平等が起こるために未来へ押し寄せていく。・自己に従順でないものは人から命令される。ただ命令するのは服従するより難しい。官憲には服従しておくこと。・恒常普遍な善と悪は存在しない。・自分で自分を繰り返し超克しなければならない。・意志だけで獲得できないものが美である。自分自身を信じないものは必ず嘘をつく。復讐とは時間の中で「そうあった」に対する意志の反感。
読み途中、稲妻を受けたような感覚になる。 -
途中で友人に返してしまった代物。
読み終えたような気もするけど内容が記憶に残ってないから、読みづらいか話が面白くないかのどちらかだと思う。
説教臭かったのかも。