道徳の系譜 (岩波文庫)

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著者 : ニーチェ
制作 : Friedrich Nietzsche  木場 深定 
  • 岩波書店 (1964年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003363942

道徳の系譜 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 何が書いてあるのかさっぱりわかりませんでした。

  • はじめてのニーチェ。
    思ったより読めたし、分かった(気がした)。
    ただ、西洋の歴史や文化についての背景知識を共有していないが故に議論に置いていかれることしばし。勉強不足。
    ニーチェ自身が序言で述べているように、深く理解するためには「反芻」が必要だと感じた。いずれ再読したい。内容についてはそのときに。

    あと本質とは関係ないんだが、一文が長い。大仰で、芝居がかっていて、感情的で。悪く言うと、くどい。そこがいいところなのかもしれないけれど。

  • 2012.9.8 読了

  • ルサンチマンは人間を腐敗させる。確かにその通り。
    本書はニーチェの思想を知る上で取っ付きやすいと思われる。
    とはいえ、一読してよく分かる訳ではない。
    ニーチェも言っている。
    「技術としての読み方を習得するには、何よりもまず、今日はなはだしく忘れられている一事が必要だ。ーそのために諸君はほとんど牛にならなければならず、間違っても〈近代人〉であってはならない。一事とは何か。それは反芻することである。」

  • 目次
     序言
     第一論文 「善と悪」・「よいとわるい」
     第二論文 「負い目」・「良心の疾しさ」・その他
     第三論文 禁欲主義的理想は何を意味するか

  • ニーチェは外れがない

  • 佐伯啓思西欧近代を問い直すから

  • ツゥアラトゥストラの後、あらゆる価値転倒の意志をより鮮明化させた後期ニーチェは得意の系譜学を用いてその思想を詩ではなく論理として構築することを試みた。
    人を善きものとしようとする道徳と考えられているもの、それこそが支配者の巧妙な企みの核心であり、結果、人は支配者にとって好都合なものーーニーチェにとっての堕落したものとなる。
    フロイト、ウェーバー、ベルクソン、フーコーらの名をあげるまでもなく、以降の目覚めた思想はすべからくここを源流とする。
    現在に目を向けてみよう。支配するものとしてのエコノミーとテクノロジー。これらは未だに解決せざるニーチェ的課題なのである。

  • 今でも道徳や倫理に苦しんでいる。
    なんとも堅苦しく、わたしを縛りつけてわたしを苦しめる道徳。

    ニーチェさんはすべての価値を転倒する準備として、道徳と呼ばれるものの正体を暴きだしている。ちょっと、スッキリした。

    しかし、戦いはまだまだこれからだ…

  • われわれはわれわれに知られていない。認識者が自身に知られていない。われわれは我々自身にとって赤の他人である。

    悪の起源とは、道徳の「価値」とはを問うた衝撃作だった。

    善と悪、よいとわるい(「グーテとシュレヒト」「グーテとベーゼ」)の違いはそもそもどこから来たのかということ。
    「徳」と呼ばれているものは何か。「良心の疚しさ」とは何か。「敬虔である」とは・・・。人間という動物。

    ユダヤ人の中から道徳的一揆が始まったのである。そして、現代においてはそれが勝利を収めている。
    彼らは、復讐への「希望」を抱いているのだ。彼らの中にあるのは憎悪である。

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